手・指のしびれ
- 最近、手・足先にしびれを感じる
- 握力が落ちた気がする
- 指先の感覚が鈍い
- ヘルニアと診断されたことがある
- 下半身にピリピリとした痛みを生じる
みなさんは体のどこかにしびれを感じたことがあるでしょうか??
基本的に痺れが出た場合は、病院での検査を行うほうが良いですが
実際どんなことが原因でこの痺れというものが起こっているのでしょうか?
その部分について詳しくお話していきたいと思います!
手足の痺れの症状と原因
痺れの症状は大きく分けて3つ存在します。
1つ目が、「感覚異常」
感覚異常とは、手足にチクチクやピリピリとした感覚など
普通ではおかしな感覚が、安静時のみならず動いたり、触られたりしたときに起きるものです。
2つ目は、「感覚の低下」
感覚の低下とは、痛みや触覚(何かを触った時の感覚)が弱くなる、または感じなくなってしまう状態をさします。
3つ目は、「運動麻痺」
自分で動かそうと思っても、動かしにくい
または、力が入らない状態です。
まず、この3つの内のどれかに当てはまれば
痺れが出てきている状態になります!
次に原因ですが
神経というのは脳もしくは脊髄という中枢神経から
手先・足先に向かう末梢神経のどこかで阻害されたときに
痺れはおこります。
例えば、中枢神経でおこるものであれば
脳梗塞などが考えられますし
末梢神経が原因であれば、鎖骨付近の圧迫で起こる「肋鎖症候群」
肩の付け根の付近で起こる「胸郭出口症候群」
また首のまわりの筋肉である斜角筋という筋肉が原因で圧迫が起こる
「斜角筋症候群」など
神経が圧迫される部分によって様々な部位から痺れはおこることが考えられるのです。
痺れの診断、治療
痺れに対しての診断は
基本的には、診察による判断が行われます。
診察の中で腱反射をみたり、協調運動(別々の動きを同じタイミングでまとめて行う運動)の確認が行われたりします。
また他にも、血液検査やMRI、脳脊髄液検査などが行われます。
痺れの治療
まずはどの部分が原因で痺れているのかを判断し
それに合わせた治療が行われます。
治療内容としては一般的に内服薬による治療、特殊なものだとステロイド・パルス療法や
免疫グロブリン静注療法、血液浄化療法などがあるようです。
当院での痺れに対する施術
当院で行なう痺れに関する施術は
まず、痺れがどこから来ているのかを病院を受診していただき
脳やせき髄などの中枢神経に原因がないかを判断します。
原因がなければ末梢神経が原因となってきますので
その原因に対しての施術を行なっていくのですが
基本的に、中枢神経に問題がなければ筋肉や骨格が原因で圧迫をおこし
痺れを誘発していることが多いです。
当院では、その痺れの元を立つような施術を行ないます。
その元というのが、実は姿勢にあります。
姿勢が悪くなると、筋肉に緊張を生み出します。
そして、その緊張がどんどんきつくなると
神経を次第に圧迫して、結果的に痺れをだしてしまうのです。
よって姿勢をなおすことで、正しい筋肉の状態に戻し
痺れの改善を行なっていきます。
また姿勢をよくすると痛みやしびれの改善だけでなく
集中力があがったり、歯ぎしりがなおったりすることもあるので
気になる方はぜひ、当院にご相談ください!!
執筆者:鍼灸師 梶本駿輔
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花田フレッツガーデン ラムー敷地内
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