肉離れ

  • スポーツ中にふくらはぎの内側中央部の痛み
  • 足がつったような感じのいたみがある。
  • 体重をかけると痛みがある。
  • 歩くのがしんどい。
  • 適切な処置のやりかた。

肉離れとは、筋肉か突発的に働くことで起こるスポーツ外傷(挫傷)のひとつで
 筋膜・筋繊維が部分断裂または、完全断裂をおこすことをいいます。
症状は年齢と共に多くなる傾向にあり、年齢を重ねるごとに筋肉の柔軟性が失われるからです。
発症するにはある程度の力が加わるのが必要で筋肉が弱い女性や児童の場合にはおこりにくい傾向にあります。

 

 

どんな症状?

肉離れは、足がつったような痛みがでます。
症状が軽い場合はすこし筋肉の損傷が起きていますので痛みも少なくあるくこともできます。
中程度の損傷だと筋繊維の断裂や皮下の内出血がみられあるくのが困難になってきます。
筋繊維の断裂が酷い場合、患部が、激しい痛みを伴い手のひらで触ってもわかる陥凹します、受傷時の症状に「ぶちぃ」という歩行は困難で早期な治療が必要です。

肉離れによる痛みがでやすいのは主に3か所あります。
・伸ばしたときの痛み(ストレッチ時の痛み)
・力を入れて踏ん張った時に痛みがある
・患部に強い痛み陥凹がある

原因って?

肉離れの原因は、筋肉のあらゆる部位で起こる可能性があります。
特にランニングやジャンプの運動によって筋肉が伸ばされますその時の筋肉の柔軟性が低下していたり、筋肉負荷がかかると筋の損傷が起こりやすいです、なので運動する前のストレッチ不足や、ウォーミングアップ不足が大切になってきます。
ウォーミングアップ等をしっかりしていても過度な運動や筋肉に負担がかかる運動を続けた場合、だれにでも起こりうる症状でもあります。

肉離れは急に起こると思われるのですが、その前兆に筋肉のハリ感や違和感があったり筋疲労を感じたりすることもあります。
この時に身体の状態をしっかりみておくのが肉離れを未然に防ぐことができます。

適切な処置!!

もしも肉離れになってしまったら、適切な処置が必要です。
そこで、RISE(ライス)処置をお伝えします。
まずは患肢・患部の安静(Rest)にし、氷や冷たいもので患部を冷却(Icing)します。
安静の役割は患部の腫脹や血管・神経の損傷を防ぐ目的があります。
冷却の役割は患部の損傷組織か低酸素障害による細胞壊死を防ぐ為です。

                                         次は患部の挙上(Elevation)します。
挙上の役割は腫脹の軽減と早期消退を図ります。
患部を心臓より高い位置まだ上げることが重要です。

最後に圧迫(Compression)で固定します。
圧迫の役割は患部の内出血や腫脹を抑えるためです。
このように肉離れの他にもスポーツ外傷や一般外傷の応急処置になるので是非、参考にしてみてください。

 

執筆者:鍼灸師 梶本駿輔
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