半月板損傷

  • スポーツによる膝の痛み
  • 階段の昇り降りがつらい
  • 膝の曲げ伸ばしがしにくい
  • 痛み止めの薬を飲んでいる
  • 膝に水がたまりやすい

膝関節の中にある半月板という(大腿骨と脛骨の間)にある三日月のような形をした軟骨です。
半月板は内側、外側とあり膝にかかる負荷を分散し衝撃の吸収する働きがあり、他にも軟骨の保護や膝の関節の安定化を担っています。
若い人から高齢者まで幅広く発症し、ほっておくと(半月板の欠損・亀裂)慢性化し変形性膝関節症になる可能性が高くなるので適切な治療をオススメします。

どんな症状?

半月板損傷は、関節の腫れ、膝関節の間隙を押さえると痛みがある症状です。
半月板を損傷すると動き出しや立ち上がる動作(運動時痛)や、酷い場合では膝の関節内に炎症を起こして水や血液が溜まってしまったり、急に動かなくなるロッキング症状があります。

膝の内側が痛む場合・・・変形性膝関節症の症状が多いです。
変形関節症は膝関節の慢性の関節炎で、多くは明確な原因がなく1対4で女性が大半を占め高齢になるほど可能性が高く、関節の隙間が狭くなり痛みがでてきます。

膝の外側が痛む場合・・・外側半月板か外側側副靭帯の損傷があります。
大腿四頭筋(ふともも)や外側に位置している腓骨や腸脛靭帯の痛みが原因でなることがあります。

 

半月板損傷の痛みの仕組み

1、半月板の損傷、関節の動きや不安定感。

2、損傷によって他の組織が膝関節を守ろうとする。

3、その働きがたかくなると、周囲の筋肉・靭帯の筋収縮を引き起こす。

4、筋・靭帯の損傷し炎症をおこし、脳に痛みの感覚をつたえる。
このようなメカニズムで発生します。
半月板損傷の痛みは単純な要因によるものではなく、筋肉の負担や炎症が関係する複合的な要因で発生しています。

  自宅でできるトレーニング!!

膝の痛みがある場合は適切な治療が必要ですが、症状がひどい場合は自宅でもできるトレーニングをお伝えします。

前のふともも(大腿四頭筋)の鍛え方!
1、まず座った状態で両足を伸ばします。
2、比利き足から膝の下にタオルを丸めていれます。
3、タオルを押しつけた状態(最低20秒)のまま姿勢を維持します。
*ポイントは膝を伸ばし切った状態で姿勢を保つのがベストです!!!
トレーニングの方法はたくさんありますが、ひとつひとつしっかりしていくのが長く続く秘訣です。

 

執筆者:鍼灸師 梶本駿輔
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