ヘルニア
- 痺れや痛みを慢性的に感じている
- 体を倒すと脚に痺れが出る
- 首を倒すと腕や手に痺れが出る
- 痛み・痺れで長時間同じ姿勢をとれない
- 初めは温めると緩和されていた
椎間板ヘルニアとは椎骨(背骨)と椎骨の間にある椎間板(クッション)一部が元の位置から飛び出たものを椎間板ヘルニアといいます。
そして、この飛び出た椎間板が筋肉や神経を圧迫することにより痛みや痺れ、筋力低下が出てきます。
椎間板ヘルニアは20代~40代の男性に良くでる症状です。
もっとも多く椎間板ヘルニアになる場所は腰椎といわれる腰の骨の4番目と5番目の間で発症します。その次に多い場所は腰椎の5番目と腰椎の下にある仙椎の1番目の間で発症します。この場所が椎間板ヘルニアの80%を占めます。
腰や脚、足に出ることがほとんどです。
この状態がよく知られている坐骨神経痛です。
これらが頸椎(首の骨)で起こると頸椎ヘルニアとなり腕や手の痺れとなります。
また、首にヘルニアが起こると痛みや痺れだけではなく握力の低下もみられます。
ヘルニアはなぜ起こるのか
・姿勢・動作
まず、椎間板ヘルニアになる原因の一つは姿勢です!
猫背姿勢で仕事を行っている、反り腰で長時間の立ち仕事
体がゆがんでいる状態で重労働を行っている、運転が長い
ゆがんだ姿勢で家事を行う
ゆがんだ姿勢でトレーニングやスポーツを行うことにより
徐々に椎間(背骨)に負荷がかかり続けることにより椎間板(クッション)が飛び出てしまいます。
なのでヘルニアと姿勢は大きくかかわります!
・運動不足による体幹深層筋(インナーマッスル)の機能・筋力低下
深層部にある筋肉は体を支えるためにあります。
その筋肉が弱くなってしまうことにより姿勢が崩れてしまい首が前に倒れてしまっている状態が続いたり骨盤が倒れた状態が続くことにより結果的に椎骨、椎間に負荷がかかってしまい椎間板が出てしまい、ヘルニアになり、それによって神経や筋肉、血管を圧迫してしまい痛みや痺れが出ます。
インナーマッスルもヘルニアに大きくかかわります。よって、しっかりとインナーマッスルを鍛えていく必要があります。
当院での施術の流れ
問診票のご記入をしていただきます。お電話でお悩みの内容とご予約をしていただくと非常にスムーズです。
問診票を元にカウンセリングを行います。特に、慢性痛でお悩みの方は原因が深い場合があるので特に入念な検査をする場合があります。
検査の後に、お悩みの原因と最適な施術プランをご提案いたします。疑問などがありましたら遠慮なくお伝えください。
内容や、プランにご納得がいただけたらいよいよ施術開始です。リラックスしてくつろぐようなイメージで施術を受けてください。
施術後に状態の変化を確認していただきます。おおよその治療期間や改善までの期間やプラン、セルフケアの方法などをお伝えします。
次回のご予約とお会計で、本⽇の治療は終了です。
気を付けてお帰り下さい。
お⼤事に!
執筆者:鍼灸師 梶本駿輔
〒671-0251
姫路市花田町上原田189-1