外側上顆炎
- 物を持つと肘が痛い
- 肘の曲げ伸ばしで痛みが出る
- 肘の外側を触るだけでも痛い
- 以前、首を痛めたことがある
- 肘を少し動かすだけでも痛い
外側上顆炎とは、肘の内側の出っ張っている骨の付近が痛くなる症状で
原因はテニスや卓球、バトミントンのようなラケット競技で痛めてしまう事が多いです。
手先を使うことが多い職業、特に手芸や梱包の仕事をされている方にも
出やすい症状になっています。
どんな症状が出るのか
症状で出やすいのは肘の外側の痛みです。
自分が外側上顆炎なのか判断できるテストが3つありますので
気になる方はぜひやってみてください。
(1人ではできないテストもあります)
①トムゼンテスト
トムゼンテストは二人で行い
テストされる人は、手首を伸ばしたまま
手の甲を押さえてもらい
その押される力に対して手首を手の甲の方に返してください。
この時、腕の方に痛みが出ると陽性(検査の反応が出たこと)になります。
②チェアテスト
チェアテストは腕を伸ばしてまま、肘を曲げずに椅子を持ち上げ
腕に痛みが出れば陽性です。
③中指伸展テスト
中指伸展テストは二人で行い、テストを受ける人は
手首を伸ばしたまま、中指の先を押さえてもらい
その抑える力に逆らって中指を伸ばします。
この時、腕の方に痛みが出れば陽性です。
以上の三つが外側上顆炎を判断するテストになっています。
外側上顆炎はどのような施術をするのか??
当院では、外側上顆炎に対して
「ハイボルト」という電気治療をおこないます。
この治療は高圧電流を狙った筋肉に流すことができ
深い部分にあるインナーマッスルにまで
アプローチすることが可能です。
そして、除痛効果に優れており、痛みを取り除くことが得意です。
また、検査の機械としても使うことができます。
これは、どういうことかというと
狙った筋肉に電気を当てることが可能なため
電気を当てて変わらなかった場合はその筋肉が
痛みの原因ではなかったということになり
逆に痛みが取れたという事は
痛みの原因がその筋肉であったという風に判別できます。
この機械を使って施術することにより
しっかりと痛みが取れるとともに
どの筋肉が原因で痛みが出ていたのかもはっきり分かります。
さらにそこから患者様にどういった状況であるかを伝えることができます。
今の痛みがきつく何とか治してほしいという方はぜひ当院にご連絡ください。
執筆者:鍼灸師 梶本駿輔
〒671-0251
姫路市花田町上原田189-1