2025年06月15日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回は手足の痺れについてご紹介致します。
「手がピリピリする」「足がしびれて感覚が鈍い」──そんな症状でお悩みではありませんか?
手足のしびれは、神経や筋肉に何らかの圧迫や血流障害が起きているサインです。原因がはっきりしないまま放置すると、慢性化したり日常生活に支障をきたす場合もあります。
整骨院では、手足のしびれの原因を探り、体のゆがみや筋肉の緊張を整えることで、症状の改善を目指します。
手足のしびれの原因とは?
しびれの多くは、神経の圧迫や血流不良によって起こります。具体的には以下のようなケースが考えられます:
特に、首から肩・腕にかけてのしびれは「頸椎(けいつい)からの神経圧迫」、腰から足へのしびれは「腰椎や坐骨神経の圧迫」が原因であることが多く見られます。
整骨院でのしびれ治療とは?
整骨院では、筋肉や骨格のバランスを整えることで、神経への負担を減らし、自然治癒力を高める施術を行います。しびれの根本原因を探るため、丁寧な問診と検査を行い、一人ひとりの症状に合わせた施術プランを提案します。
主な施術内容
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問診・検査
どこが、いつから、どんな時にしびれるかを確認し、原因を特定します。
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手技療法(筋肉調整・関節矯正)
硬くなった筋肉をほぐし、ゆがんだ骨格を整えて神経への圧迫を和らげます。
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物理療法(電気・超音波など)
血行を促進し、しびれや痛みを緩和する補助的な施術を行います。
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姿勢・生活改善アドバイス
しびれを悪化させないためのストレッチや日常の注意点もアドバイスします。
こんな方におすすめです
手足の痺れでお悩みの方は是非当院にご相談下さい。
2025年06月14日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回は肘の痛みについてご紹介致します。
肘の痛みは、日常生活やスポーツ、仕事中の動作によって引き起こされることが多く、放っておくと慢性化することもあります。整骨院では、このような肘の痛みに対して、原因を見極めた上で、身体に負担をかけない治療を行います。ここでは、肘の痛みの原因、整骨院での主な治療法について分かりやすく解説します。
肘の痛みの主な原因
肘の痛みにはいくつかの代表的な原因があります。
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外側上顆炎(テニス肘)
テニスをしていない人でもなることがあります。肘の外側にある腱が使いすぎで炎症を起こし、物を持つ・タオルを絞るなどの動作で痛みを感じます。
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内側上顆炎(ゴルフ肘)
肘の内側に痛みが出るもので、ゴルフだけでなく、重い物を持つ・反復動作の多い仕事(例:パソコン作業や建設作業)などでも発症します。
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関節炎・変形性肘関節症
加齢や過去のけがにより、関節が変形して痛みを伴うケースです。曲げ伸ばしがしづらく、関節が腫れることもあります。
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神経の圧迫(肘部管症候群など)
肘の内側を通る神経が圧迫されることで、しびれや痛みが生じます。特に小指や薬指に違和感を感じる人は要注意です。
整骨院での治療の流れ
整骨院では、痛みの原因や体の状態を正確に把握したうえで治療を行います。
1. カウンセリングと検査
まず、問診と触診で、痛みの場所・原因・生活習慣を確認します。動作確認を行い、どの筋肉や腱、神経に負担がかかっているかを調べます。
2. 手技療法(柔道整復術)
筋肉や関節のバランスを整える手技療法で、硬くなった筋肉を緩めたり、関節の動きを改善したりします。血行を促進することで、自然治癒力を高めます。
3. テーピングや固定
肘に負担をかけないよう、必要に応じてテーピングやサポーターを使用します。動かしすぎによる悪化を防ぎながら、日常生活をサポートします。
4. 電気療法・超音波治療
痛みや炎症を抑えるために、低周波電気や超音波治療を行うこともあります。深部の筋肉や腱にまでアプローチでき、回復を早めます。
5. 姿勢や生活習慣の指導
再発防止のために、正しい姿勢や使い方、ストレッチ・エクササイズなどの指導も行います。肩や背中のバランスも肘に影響するため、全身のバランスもチェックされます。
整骨院のメリット
こんな方は早めの相談を
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肘の痛みが数日以上続く
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手を使うと痛みが増す
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朝起きたときに肘がこわばる
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肘を伸ばす・曲げる動作がつらい
早めに整骨院での治療を受けることで、症状の悪化や慢性化を防ぐことができます。痛みを我慢せず、専門家に相談することが大切です。
肘の痛みでお悩みの方は是非当院にご相談下さい。
2025年06月13日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回はヘルニアの症状についてご紹介致します。
「ヘルニア」という言葉はよく耳にしますが、実際にはさまざまな種類があり、中でも多くの人に関係するのが「椎間板ヘルニア」です。これは、背骨の間にある椎間板(ついかんばん)というクッションの役割を持つ組織が飛び出して、近くの神経を圧迫することで、痛みやしびれなどの症状を引き起こす病気です。
椎間板は、背骨の一つひとつの骨の間にあり、日々の動作の衝撃を吸収する大切な役割を果たしています。しかし、加齢や日常生活での姿勢不良、重たい物を持つ動作の繰り返しなどが原因で、椎間板の中にある「髄核(ずいかく)」というゼリー状の物質が外に飛び出してしまうことがあります。これが「椎間板ヘルニア」です。
主な症状
ヘルニアによる症状は、飛び出した椎間板がどの神経を圧迫するかによって異なりますが、主に次のような症状が見られます:
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腰痛や首の痛み
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手足のしびれ、痛み、違和感
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お尻から足にかけてのしびれ(坐骨神経痛)
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腕や手に力が入りにくい(頚椎ヘルニアの場合)
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足の力が入りにくくなる(腰椎ヘルニアの場合)
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咳やくしゃみ、力む動作で痛みが強くなる
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長時間の同じ姿勢で症状が悪化する
これらの症状は、生活の質を大きく下げてしまうため、早めの対処が重要です。
整骨院での治療とは
整骨院では、ヘルニアによる痛みやしびれに対し、「身体全体のバランスを整える」ことを目的とした施術を行います。飛び出した椎間板そのものを戻すことはできませんが、神経の圧迫を間接的に軽減したり、周囲の筋肉や関節の負担を減らしたりすることで、症状を和らげることが可能です。
整骨院での主な施術内容:
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骨格矯正・姿勢改善
骨盤や背骨のゆがみを整えることで、神経への余計な負担を軽減します。悪い姿勢が原因のヘルニアの場合、姿勢を改善することで根本的な原因にもアプローチできます。
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筋肉の調整(手技療法)
痛みをかばって緊張した筋肉をほぐし、血流を改善。筋肉の柔軟性が高まることで、動作も楽になります。
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物理療法(電気・温熱など)
干渉波治療器や超音波、ホットパックなどを使って、神経や筋肉の緊張を緩め、回復を促します。
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運動指導・ストレッチ
再発防止のために、体幹を鍛えるトレーニングや、自宅でできるストレッチの指導も行います。
整骨院を利用する際の注意点
整骨院は、主に「保存療法(手術をしない治療)」を行う場所です。症状が軽度〜中程度の場合に、痛みの緩和や回復促進に効果が期待できます。ただし、以下のような場合にはまず整形外科での診察を受けることが推奨されます:
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強いしびれや脱力感がある
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排尿・排便に異常がある
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数週間たっても症状が改善しない
整形外科でMRIなどの画像検査を受け、診断をもとに整骨院での施術を併用する、という形が理想的です。
ヘルニアでお悩みの方は是非当院にご相談下さい。
2025年06月11日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回はぎっくり腰の原因についてご紹介致します。
ギックリ腰(医学的には「急性腰痛症」と呼ばれます)は、突然腰に強い痛みが走り、動けなくなるような状態を指します。重いものを持ち上げたとき、体をひねったとき、または何気ない動作の中で、まるで「腰に雷が走った」ような激しい痛みを感じるのが特徴です。西洋では「魔女の一撃(witch’s shot)」とも言われるほど、突然かつ強烈な痛みが襲うことで知られています。
ギックリ腰の主な原因
ギックリ腰は単なる「使いすぎ」ではなく、さまざまな要因が複雑に絡み合って発症します。主な原因は以下の通りです。
1. 筋肉・関節の疲労や硬直
長時間同じ姿勢を続けたり、運動不足で筋肉が衰えたりしていると、筋肉や関節に疲労が蓄積しやすくなります。この状態で急に体を動かすと、筋肉が耐えられず損傷し、炎症を起こして激しい痛みを引き起こします。
2. 姿勢の悪さ・身体の歪み
猫背や反り腰、足を組むクセなど、日常の悪い姿勢が骨盤や背骨のバランスを崩し、腰に余計な負担をかけるようになります。その結果、何気ない動作で急に痛みが出ることがあります。
3. 筋力低下・体幹の弱さ
腹筋や背筋など、身体を支える「体幹」の筋力が弱まると、腰への負荷が大きくなります。筋肉で支えられないぶん、関節や靭帯が無理をして痛みが生じるのです。
4. ストレス・疲労の蓄積
精神的なストレスや疲労も、筋肉の緊張を高め、ギックリ腰の誘因になります。実際に、仕事の忙しい時期や不安が強いときに発症する方も多いです。
整骨院での治療方法
整骨院では、国家資格を持った「柔道整復師」がギックリ腰の状態を丁寧に見極め、症状に合わせた施術を行います。治療は大きく分けて「急性期(痛みの強い時期)」と「回復期(痛みが落ち着いてきた時期)」に分けて進められます。
急性期の対応(発症から数日間)
この時期は、強い痛みや炎症があるため、無理なマッサージや矯正は避け、患部に負担をかけずに回復を促すことが大切です。
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アイシング(冷却):炎症を抑える目的で、冷やす処置が行われます。
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電気治療:痛みを和らげ、血流を促進するための微弱電流療法など。
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テーピングや軽い固定:腰部を安定させ、動作時の痛みを軽減します。
回復期の治療(痛みが和らいできた時期)
この時期には、筋肉の緊張をほぐしたり、身体のバランスを整える施術が中心になります。
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手技療法(マッサージ):固まった筋肉をほぐし、血流を促進します。
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ストレッチや関節の調整:可動域を広げ、再発しにくい体に整えます。
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骨盤矯正や姿勢調整:歪みを正すことで、腰への負担を軽減します。
また、必要に応じてインナーマッスルを鍛えるトレーニングや、正しい姿勢・動作の指導も行います。
再発予防のために大切なこと
ギックリ腰は一度良くなっても、原因が解消されなければ再発することがあります。整骨院では、再発予防にも力を入れています。
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姿勢指導:正しい立ち方、座り方、歩き方を習得します。
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生活習慣の見直し:長時間の座り仕事や運動不足への対策。
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体幹トレーニング:腹筋・背筋・骨盤まわりの筋肉を強化します。
特に日常生活での「クセ」を見直すことが再発防止の鍵です。セルフケアの方法も含め、患者さん一人ひとりに合わせたアドバイスを受けることができます。
腰痛でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。
2025年06月10日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回は睡眠時の首、肩こりについてご紹介致します。
朝起きたときに「なんだか首や肩が重い」「寝違えたような痛みがある」と感じたことはありませんか?その不快な症状、実は「枕」が原因となっているかもしれません。
現代人の多くが抱える「首・肩のコリ」ですが、長時間のスマホ・パソコン作業に加えて、「合わない枕」で寝ていると、寝ている間にも筋肉や関節に負担をかけてしまいます。日中だけでなく、睡眠中にも身体にストレスがかかっていれば、疲れはなかなか取れず、肩こりや頭痛、首の可動域の制限など、さまざまな不調につながります。
枕と首・肩の関係
睡眠時、首や肩まわりは体重の約10%もの重さを支えており、そのバランスを保つのが枕の役割です。しかし、以下のような枕を使用していると、逆に負担がかかることがあります:
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枕の高さが合っていない(高すぎる・低すぎる)
→ 首が不自然に曲がり、筋肉が緊張し続ける原因に。
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枕の形状が合っていない
→ 頸椎(首の骨)のカーブが支えられず、首や肩に余計な力が入る。
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柔らかすぎる・硬すぎる素材
→ 沈み込みすぎたり、フィットせず安定しない状態が首の負担に。
これらが原因で、朝起きたときに「寝違えた」「肩がこっている」「頭が重い」といった症状が出ることがあります。
整骨院でできる対応
整骨院では、首や肩のコリ・痛みの根本原因を探り、筋肉や関節の状態を整える施術を行います。枕の影響で慢性的なコリが起きている場合でも、改善のためのアプローチが可能です。
主な施術内容は以下の通りです:
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手技療法(マッサージ・筋膜リリース)
→ 首・肩まわりの筋肉をほぐし、血行を促進。固まった筋肉の柔軟性を回復します。
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関節調整・ストレッチ
→ 首や肩甲骨まわりの関節の動きを滑らかにし、可動域の改善を図ります。
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電気療法・温熱療法
→ 深部の筋肉にアプローチし、痛みや緊張を緩和します。
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姿勢や寝姿勢のアドバイス
→ 枕選びや寝るときの姿勢、日常の姿勢のクセについての指導を行い、再発予防に努めます。
症状によっては、日中の姿勢(猫背・ストレートネック)も影響している場合があります。整骨院では、全身のバランスも見ながらケアしていくため、根本的な改善が期待できます。
枕の選び方のポイント
施術に加えて、自宅での対策も大切です。正しい枕選びのポイントは以下の通りです:
市販の「オーダーメイド枕」や「整形外科医監修」などの枕が合うとは限りません。実際に試してみる、または整骨院でアドバイスを受けながら選ぶのも効果的です。
我慢せず、早めの対応を
「枕が合わないのかも」と感じたら、自己判断せずに整骨院へ相談するのがおすすめです。早めにケアを行うことで、毎日の睡眠の質が向上し、日中の疲れも軽減できます。
首や肩の不調を我慢していると、頭痛やめまい、腕のしびれにつながることもあります。睡眠中のわずかな負担が、慢性的な体調不良の原因になることもあるため、気になる症状があれば放置せずに専門家に相談しましょう。
整骨院では、一人ひとりの症状やライフスタイルに合わせて、的確な施術とアドバイスを行っています。「朝起きてもスッキリしない」「枕が合っていない気がする」といった方は、ぜひお気軽にご相談ください。毎日の眠りを見直すことで、体も心もぐっとラクになります。
首や肩こりでお悩みの方は是非当院にご相談下さい。
2025年06月10日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回は交通事故についてご紹介致します。
焦りが招く交通事故と整骨院での治療
日常生活において車の運転は便利な反面、常に危険と隣り合わせです。特に「焦り」は、運転中の判断力や注意力を鈍らせ、交通事故の大きな原因になります。そして、事故によって身体に不調をきたした場合、整骨院での適切な治療が回復への大きな鍵となります。
焦りが引き起こす運転ミス
焦って運転してしまう原因には、遅刻への不安、予定の遅れ、家族や仕事の急用などがあります。人は焦ると、呼吸が浅くなり、冷静な判断ができなくなります。信号の見落としや急発進、車間距離の不足などの危険行動が増え、事故のリスクが一気に高まります。
たとえば、遅刻しそうな朝、ついスピードを出し過ぎてしまい、前の車に追突したというケースは少なくありません。焦っているときは「早く目的地に着くこと」ばかりを意識してしまい、「安全に運転すること」が二の次になってしまうのです。
交通事故による身体への影響
交通事故の中でも、特に多いのが「追突事故」です。追突事故では、首や背中、腰などに大きな負担がかかり、「むちうち(頸椎捻挫)」になることがあります。事故直後は自覚症状が出にくく、「大丈夫」と思っても、数日後に頭痛や首の痛み、吐き気、めまいなどの症状が出てくることがあります。
これらの症状を放置すると、慢性的な痛みや不調につながることもあります。そのため、事故後はすぐに医療機関や整骨院での診察・治療を受けることが重要です。
整骨院での治療とは
整骨院では、柔道整復師という国家資格を持つ施術者が、交通事故による筋肉や関節の損傷に対して施術を行います。病院のように薬や手術ではなく、手技や電気治療、温熱療法などを用いて自然治癒力を高め、痛みの軽減と機能の回復を目指します。
特にむちうちの治療では、首や背中周辺の筋肉の緊張を和らげ、関節の動きを改善する手技療法が中心となります。また、患者の状態に合わせてリハビリ指導や生活上のアドバイスも行われ、再発の防止にもつながります。
整骨院での交通事故治療は、自賠責保険が適用されるため、患者の負担は基本的にありません。通院回数や症状に応じて保険会社との連絡や手続きも行われるため、安心して治療に専念できます。
焦らない運転のために
交通事故を未然に防ぐには、「焦らないこと」が何よりも大切です。出発前に時間に余裕を持って準備する、運転中はスマートフォンを操作しない、深呼吸をして気持ちを落ち着けるなど、意識的にゆとりを持った行動を心がけましょう。
また、もし事故に遭ってしまった場合は、自分の身体を過信せず、早めに整骨院で診てもらうことが、回復を早めるポイントです。
万が一交通事故に遭われた場合交通事故の治療も行っております。
是非当院にご相談下さい。
2025年06月8日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回は腕の痛みについてご紹介致します。
腕の痛みは、日常生活の中で多くの人が経験する不調のひとつです。重たいものを持ったり、長時間同じ姿勢で作業をしたり、スポーツや家事で腕を酷使したりすることで、筋肉や腱、関節、神経などに負担がかかり、痛みが生じます。軽い違和感から始まり、次第に動かすのがつらくなったり、じっとしていても痛むようになったりすることもあります。
腕の痛みの原因とは?
腕の痛みにはさまざまな原因があります。代表的なものは以下の通りです。
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筋肉や腱の炎症:使いすぎによる「腱鞘炎」や「筋膜炎」など。パソコン作業やスマホの使いすぎで起こることもあります。
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関節のトラブル:肘関節や肩関節の炎症(テニス肘・ゴルフ肘、肩関節周囲炎など)により、関節の動きが制限され痛みを感じることがあります。
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神経の圧迫や損傷:首や肩の筋肉の緊張が原因で神経が圧迫され、腕にしびれや痛みが出ることがあります(頸椎ヘルニア、胸郭出口症候群など)。
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姿勢の悪さ:猫背や巻き肩などにより首や肩に負担がかかり、連動して腕に痛みが出る場合もあります。
このように、腕の痛みの原因は一つではなく、複数の要因が重なっていることも珍しくありません。
整骨院での治療とは?
整骨院では、腕の痛みに対して原因を見極め、身体全体のバランスを整えることで症状の改善を図ります。治療は以下の流れで行われます。
1. 問診と検査
最初に、いつから痛むのか、どんな動きで痛むのか、日常生活や仕事の内容などを詳しく確認します。姿勢や動作のクセ、過去のケガの有無なども重要な情報となります。
2. 手技療法(マッサージ・ストレッチ)
緊張している筋肉をほぐしたり、硬くなった関節の可動域を広げたりすることで、血流を改善し、自然治癒力を高めます。筋肉のバランスを整えることで、再発もしにくくなります。
3. 電気・温熱・超音波治療
低周波や干渉波などの電気治療、温熱療法、超音波治療などを組み合わせることで、痛みの軽減や炎症の緩和を図ります。これらは身体に負担が少なく、リラックス効果も期待できます。
4. テーピングやサポーターによる補助
必要に応じて、負担のかかる部位をテーピングでサポートし、痛みの悪化を防ぎます。スポーツや作業を継続しながら治療したい方にも有効です。
5. 姿勢や生活習慣の指導
再発を防ぐために、正しい姿勢や身体の使い方、ストレッチ方法などをアドバイスします。普段の生活での工夫が、回復を早めるポイントになります。
整骨院での治療のメリット
整骨院の治療は、薬や注射に頼らず、手技を中心とした自然な方法で痛みを改善していくのが特徴です。身体の構造や動きに基づいて施術を行うため、「なぜ痛みが出ているのか」を根本から見つめ直すことができます。また、病院では異常が見つからなかった場合でも、整骨院では筋肉や関節、体の使い方の問題点を見つけられることがあります。
早期の対応が大切です
腕の痛みは、初期の段階で適切なケアをすれば、比較的早く改善が見込めます。しかし、「そのうち治るだろう」と放置してしまうと、慢性化したり、肩や首、背中など他の部位にも負担がかかって広がってしまうことがあります。早めの受診が、長引く痛みの予防につながります。
腕の痛みでお悩みの方は是非当院にご相談下さい。
2025年06月7日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回は打撲の治療についてご紹介致します。
スポーツや日常生活で物にぶつかったり転倒したりすると、「打撲」と呼ばれるケガを負うことがあります。打撲は誰にでも起こりうる身近な外傷ですが、適切に処置しないと痛みが長引いたり、後遺症が残ったりすることもあります。ここでは、打撲の基本的な知識と整骨院で受けられる治療について、わかりやすくご紹介します。
打撲とは?
打撲とは、転倒や衝突などの外力が身体に加わることで、皮膚の表面に傷はないものの、皮下の組織(筋肉、血管、脂肪など)が損傷するケガのことを指します。一般的には「ぶつけた」「あざができた」と表現されることが多く、比較的軽傷と思われがちですが、痛みや腫れが強い場合や、深部の組織にまで損傷が及んでいることもあるため注意が必要です。
打撲の主な症状
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痛み(圧痛):打った部位を押すと痛みを感じます。重症度によっては安静にしていてもズキズキと痛むこともあります。
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腫れ(腫脹):損傷した血管から出血が起こり、患部が腫れることがあります。
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内出血・あざ(皮下出血):打撲によって毛細血管が破れ、皮下に血液がたまることであざができます。時間の経過とともに赤→青紫→黄色と色が変化します。
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可動域の制限:腫れや痛みにより関節や筋肉の動きが制限されることもあります。
打撲の応急処置(RICE処置)
打撲直後の処置としては、以下の「RICE処置」が有効です。
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R(Rest:安静)
ケガをした部位を動かさず、安静に保ちます。
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I(Ice:冷却)
氷や冷却材などで患部を冷やし、出血や腫れを抑えます。冷やす時間は15〜20分を目安に、1〜2時間おきに繰り返すと効果的です。
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C(Compression:圧迫)
包帯などで軽く圧迫し、内出血や腫れを防ぎます。ただし、締めすぎには注意が必要です。
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E(Elevation:挙上)
患部を心臓より高い位置に保つことで、腫れの悪化を防ぎます。
この応急処置はケガをした直後の48時間以内に行うと、回復を早める効果があります。
整骨院での打撲治療
整骨院では、打撲の程度や状態を確認し、自然治癒力を高めるための施術を行います。主な治療内容は以下の通りです。
1. 状態の評価と検査
まずは問診と触診で、打撲の程度・場所・動きに対する影響を丁寧に確認します。必要に応じて、整形外科でのレントゲン検査をすすめる場合もあります(骨折や重大な損傷の可能性がある場合)。
2. 物理療法(電気・超音波治療)
低周波や超音波治療器を使って、患部の痛みや炎症をやわらげます。血流を促進し、腫れや内出血の早期改善をサポートします。
3. 手技療法(マッサージ・ほぐし)
回復の段階に応じて、筋肉の緊張をゆるめたり、リンパの流れを促すマッサージを行うことがあります。ただし、急性期には無理に触らず、炎症が引いてから行います。
4. 冷却・温熱療法の使い分け
初期には冷却、回復期には温熱を加えて血行を促進し、治癒を早めます。整骨院ではその時期に応じた最適な方法を選びます。
5. 固定・テーピング
患部の安静を保つために包帯やテーピングで軽く固定することもあります。動かしすぎると悪化するリスクがあるため、適度な制限が有効です。
6. 再発予防のための指導
痛みが引いた後も、筋力の低下や動きのクセによって再発しやすくなることがあります。整骨院では、ストレッチや軽い運動の指導も行い、再発を防ぎます。
こんなときは医療機関への受診が必要
以下のような症状がある場合は、整骨院だけでの対応が難しいことがあります。整形外科などの医療機関と連携して対応することが大切です。
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強い痛みが続き、動かすことができない
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明らかな変形や腫れがひどい
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内出血が広範囲に広がっている
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関節の機能が著しく低下している
整骨院では、必要に応じて医療機関との連携を行い、安心・安全なケアを提供しています。
お身体でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。
2025年06月6日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回は関節音がなる原因についてご紹介致します。
「動かしたときに関節がポキッと鳴る」「肩や膝がゴリゴリ音を立てる」――このような“関節音”に悩まれている方は少なくありません。音がしても痛みがなければ気にしない方も多いですが、関節音は身体のゆがみや使い方のクセを知らせるサインであることもあります。
この記事では、関節音が鳴る原因と、整骨院で行われる治療やケアについて、わかりやすくご紹介します。
関節音の主な原因
関節音にはさまざまな種類と原因があります。代表的なものを以下にまとめます。
1. ガスのはじける音(生理的関節音)
関節内には「関節液(かんせつえき)」という潤滑液があり、そこに溶け込んだガス(二酸化炭素など)が急激な動きで弾けることで「ポキッ」という音が鳴ることがあります。
この音は「生理的関節音」と呼ばれ、痛みがなければ基本的に問題ありません。
2. 関節のゆがみやズレ
姿勢の悪さや生活習慣のクセによって、関節が本来の位置からずれていたり、動きが不安定になると、「ミシッ」「コリッ」といった音が鳴ることがあります。このような場合、骨盤や背骨の歪み、筋力のアンバランスなどが根本原因になっていることが多いです。
3. 軟骨のすり減りや変形
加齢や使いすぎにより、関節のクッションとなる軟骨がすり減ると、骨同士が直接こすれ合って「ゴリゴリ」「ギシギシ」と音を立てるようになります。これは変形性関節症の初期症状のこともあり、進行すると痛みや可動域制限が出てくるため、注意が必要です。
4. 筋肉や腱の引っかかり
関節周辺にある筋肉や腱が骨の突起に引っかかったり、跳ねるように動くことで「パキッ」「コツン」と音がすることがあります。特に股関節や肩関節など、可動範囲の大きい関節に多く見られます。
整骨院での治療とケア
整骨院では、関節音の「原因そのもの」にアプローチすることで、改善と予防を目指します。
1. 問診・検査
まずは、音が鳴る部位や動作、頻度、痛みの有無などを詳しく伺い、姿勢や関節の動きをチェックします。原因を特定することが、適切な施術につながります。
2. 手技療法(筋肉・関節の調整)
硬くなった筋肉をゆるめ、関節の可動域を改善するためのマッサージやストレッチを行います。動きのクセやアンバランスを整えることで、音の発生を抑えることができます。
3. 骨格・骨盤矯正
身体全体のバランスを整えるために、骨盤や背骨の歪みを調整します。関節にかかる負担を軽減し、動きがスムーズになることで、音や違和感の改善につながります。
4. 物理療法(電気・超音波)
筋肉の深部に働きかける低周波治療や、超音波による微細な刺激を使って、血流の促進や炎症の抑制を図ります。痛みを伴う場合にも有効です。
5. 運動指導・セルフケア
筋力不足や柔軟性の低下も関節音の一因です。整骨院では、自宅でできるストレッチや筋力トレーニングの指導も行い、再発防止をサポートします。
放っておくとどうなる?
音だけで痛みがないうちは「大丈夫」と思いがちですが、原因によっては進行性の症状につながることもあります。特に中高年の方や、繰り返し同じ関節が鳴る方は、早めの対処が将来の関節トラブルを防ぐポイントになります。
お身体でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。
2025年06月6日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回は手、足首の痛みについてご紹介致します。
手足首による痛みの原因と整骨院での治療について
手首や足首に痛みを感じることは、日常生活の中でよく見られる症状です。スポーツや仕事、家事などの動作の中で起こることが多く、放っておくと慢性化し、生活の質に大きな影響を及ぼすこともあります。ここでは、手足首の痛みの主な原因と、整骨院での治療方法についてご紹介します。
手足首の痛みの主な原因
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捻挫(ねんざ)
最も一般的な原因の一つが捻挫です。足首では、段差での踏み外しやスポーツ中のジャンプ着地時、手首では転倒時に手をついた際などに多く見られます。靭帯が伸びたり一部損傷することで、腫れや痛みが生じます。
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腱鞘炎(けんしょうえん)
手首を使いすぎることで腱と腱鞘がこすれ合い、炎症を起こす状態です。長時間のパソコン作業、育児、スマホの使いすぎなどが原因となります。親指側の痛みや手首の動かしづらさが特徴です。
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関節炎・変形性関節症
加齢や過度な使用により関節の軟骨がすり減ることで、炎症や痛みが起こります。足首では体重を支える負担が大きいため、変形が起きやすい部位でもあります。
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骨折や疲労骨折
強い外力による骨折のほか、スポーツ選手や長距離ランナーなどでは、小さな負荷が繰り返されて起こる疲労骨折も見られます。見た目は捻挫と似ている場合もあるため、注意が必要です。
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神経の圧迫や血行不良
首や腰の不調により神経が圧迫され、手足のしびれや痛みとして現れることもあります。また、冷えや血行不良によって筋肉が硬くなり、痛みを感じることもあります。
整骨院での治療方法
整骨院では、これらの痛みに対して主に以下のような施術を行います。
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問診・検査
まずは症状や生活状況について丁寧に問診し、触診や動作確認を行います。必要に応じて整形外科と連携し、レントゲンやMRIでの精密検査を勧める場合もあります。
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手技療法(柔道整復術)
国家資格を持つ柔道整復師が、手技によって関節の調整や筋肉の緊張を緩め、自然治癒力を高めます。特に捻挫や関節のゆがみに効果的です。
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物理療法
電気治療(低周波・超音波)、温熱療法、冷却などを組み合わせて痛みを軽減し、血流を促進します。急性期と慢性期で使い分けが行われます。
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テーピング・固定
再発防止や動作の安定のために、テーピングやサポーターを用いることもあります。正しい固定により、炎症を抑えながら自然な回復を促します。
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運動療法・生活指導
関節の可動域を回復させる運動や、再発を防ぐための姿勢・動作指導も大切です。日常生活での負担を軽減するアドバイスも行われます。
お身体でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。