坐骨神経痛の原因は?
2023年03月7日
こんにちは!
姫路坂口鍼灸整骨院 花田院です☺
今回は坐骨神経痛についてのお話です。
坐骨神経痛とはいったいどのような症状で、何が原因で現れてしまうのでしょうか?
そもそも坐骨神経痛とは?
坐骨神経痛というのは正式な病名ではありません。
臀部から下肢にかけて現れる症状の総称で、痛みやしびれが続く状態のことを指します。
痛みや痺れの具合は人によってさまざまで、左右どちらかだけ症状が現れる方、足先まで痺れが出る方、太ももやふくらはぎあたりまでの痺れが出る方などがいます。
坐骨神経痛になってしまうと、長時間同じ体制(特に座位)が続くと症状が出てきたり、酷い場合何もしていなくても常に症状が出てきてしまうこともあります。
では、坐骨神経痛になってしまう原因とはなんなのでしょうか?
坐骨神経痛になる原因
坐骨神経痛になってしまう原因は
椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、梨状筋症候群、仙腸関節炎などがあります。
その中でも特に多いのが椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症です。
椎間板ヘルニアというのは、腰部の椎骨と椎骨の間にあるクッションの役目をしている椎間板(画像の青い部分)が変形によって飛び出してしまった状態のことを言います。
この飛び出した椎間板が坐骨神経を圧迫してしまうことで、坐骨神経痛の症状が現れてしまうのです。
椎間板ヘルニアは職業柄、長時間車を運転される方や同じ姿勢(特に中腰)が続く方、重い荷物を持つことが多い方は腰に負担がかかりやすい為、なりやすい傾向にあります。
この状態が続いてしまうと坐骨神経痛の症状が悪化してしまったり、排尿障害、排便障害を起こす可能性も十分に考えられます。
少しでも腰に違和感を感じた場合は受診するようにしましょう。
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腰部脊柱管狭窄症は、その名の通り腰の部分の脊柱管が狭くなる症状です。
老化や何かしらの原因で腰椎が変形を起こすことによって起こるのですが、中には生まれつき脊柱管が狭まっているため発症してしまうケースもあります。
ヘルニアは20代から40代にかけての若い世代に多いですが、腰部脊柱管狭窄症は老化による場合が多い為、40歳以上の中高年層に多いのが特徴です。
悪化すると、ヘルニア悪化時の症状が出たり足の麻痺や感覚障害を引き起こす場合があります。
狭窄症の場合、歩行を始めると脊椎に負担がかかりやすくなってしまう為、歩きにくい、もしくは歩けない状態になるのが特徴的です。
こちらも腰に違和感を感じた場合は受診しましょう。
治療法は?
坐骨神経痛の場合、原因にもよりますが症状がひどくない場合は保存療法といった処置がとられます。
保存療法も様々なのですが、温めて痛みを緩和していくものだったり軽いストレッチで筋肉を和らげていくことによって緩和するもの、コルセットなどの器具を用いるものや薬に頼るものもございます。
症状がかなり進行している場合は、手術療法によって改善していきます。
上記の治療法は主に整形外科や病院によるものなのですが、整骨院では鍼やお灸、電気や手技による施術で改善することも可能です。
手術はできればしたくないな・・
保存療法をしてもあまり変化がみられない・・
という方は一度整骨院での施術を行ってみませんか?
お困りの方はぜひご連絡ください✨