交通事故後の症状ってどんなのがあるの?

2023年07月3日

こんにちは!

姫路坂口鍼灸整骨院 花田院です☺

これから夏にかけてだんだんと交通事故が増えてくる可能性があります🚗

夏休み期間で交通量が増える、暑さからくる疲れや気の緩みといったことが増加の理由として挙げられます。

運転される方、もちろんされない方も交通ルールをしっかり守って楽しい夏を過ごしましょう 😎 

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さて、今回は交通事故に遭った後に起こる症状についてお話していきます。

交通事故は急な出来事であり、その後には身体的なダメージだけでなく、精神的影響を及ぼすことがあります。

身体的ダメージ

身体的ダメージについてです。

よく耳にするむち打ち以外にも様々な症状があるのでご紹介していきます。

まずは頭部や首の打撲、捻挫です。

頭痛や吐き気、めまいが現れることがあり、人によってはバランス感覚もおかしくなってしまうことも。

痛みの具合は個人差がありますが、交通事故後に多いとされるのはこれらの症状です。むち打ちもこれに当てはまります。

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次は胸部、背部の打撲、捻挫です。

運転中の方は事故の衝撃で身体が前に押し出されてしまい、胸部がハンドルで圧迫され痛みが出ることがあります。

また、衝撃の反動でシートの背もたれ側にも激しくぶつかってしまうことから背骨や椎間板にダメージを受け、痛みが出ることも。

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次に下肢の打撲、捻挫です。

あざが残ったり関節の痛みや腫れが引かないといった症状が出ることが多く、酷い場合は骨にひびが入ってしまうことも。

また、痛みだけでなく痺れが出る場合もあります。

精神的ダメージ

さて、次は精神的ダメージについてです。

交通事故後は痛みだけでなく、心にも傷を負いかねません。

大きな事故を経験した人や、家族や友人といった親しい間柄の方の事故を目撃してしまった人はダメージを受けやすいのではないでしょうか。

精神的なダメージにもいくつかあるのでご紹介していきます。

まず精神的なショックやトラウマです。

交通事故経験者に多いことですが、ショックやトラウマによって不安感が事故後もぬぐえなかったり、睡眠に影響を及ぼしてしまうことがあります。

時間が経てば症状は徐々に軽減していきますが、個人差もあったりトラウマは植え付けられてしまうでしょう 😥 

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次は記憶力への影響です。

よくドラマや映画なんかで事故のショックから記憶を失ってしまうなんてことがありますよね?

あれ、実際現実にも起こり得る症状なんです。

ドラマや映画では今までのすべての記憶を失う、親しい関係の人ですら分からなくなるといったものが多いですが、現実でよくあるのは交通事故やその前後の記憶がないといったものです。

特に事故直後気を失ってしまった方の中にはこのような経験がある方、いるのではないでしょうか。

事故の精神的ショックで脳が一時的に考えることを拒否したり記憶を遮断してしまう、一種の防衛反応によって起こるものだと言われていますが、外傷性によって起こる場合もあったりします。

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最後は心的外傷後ストレス障害(PTSD)です。

これは交通故でのトラウマが非常に強い場合や事故によって生死を彷徨うほどの外傷を負ってしまった方に起こりやすい症状です。

車を見ただけでも交通事故のトラウマがフラッシュバックしてしまい、過呼吸になる、冷や汗が止まらない、足がすくんで動けないといったような症状が現れやすく、日常生活すら困難になってしまうことも。

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身体的ダメージ精神的ダメージについてお話していきましたがいかがでしょうか?

これらから現れる症状は出たり出なかったりと人によって違ったり、症状の具合も個人差があります。

自分は大丈夫と思っていても、事故に遭えば身体には何らかの影響が及んでいます。

もし事故にあってしまったら必ず病院に受診ししっかりと状態をみてもらいましょう。