巻き肩

2026年01月28日

こんにちは。 ひろがる接骨院・鍼灸院花田院です。

今回は巻き肩についてご紹介致します。

巻き肩とは、肩が前に巻き込まれるように内側に向き、背中が丸まって猫背になったような姿勢を指します。肩のラインが前に出るため、首や肩が凝りやすくなり、見た目の印象も悪くなりがちです。巻き肩は、日常の生活習慣や筋肉のバランスの乱れから引き起こされることが多く、特に現代のデスクワークやスマートフォンの使用習慣がその原因とされています。

巻き肩の主な原因

巻き肩の原因は、姿勢や体の使い方に関係しています。以下は巻き肩の主な原因です。

1. 長時間のデスクワークやスマートフォンの使用

パソコンやスマートフォンを長時間使用することが、巻き肩の大きな原因のひとつです。特に前かがみで作業する姿勢が続くと、肩が前方に引き出され、胸の筋肉が収縮して硬くなります。この状態が続くと、胸の筋肉が凝り固まり、肩が前方に固定されやすくなります。また、首を前に突き出す姿勢も巻き肩を助長しやすく、首や肩への負担が大きくなります。

2. 胸筋と背筋の筋肉バランスの乱れ

筋肉のバランスも巻き肩に影響します。胸の筋肉(大胸筋や小胸筋)が硬くなり、背中の筋肉(僧帽筋や菱形筋)が弱まると、肩が前に引っ張られやすくなります。日常生活の中で胸筋を使う動作は多いですが、背筋を鍛える機会は少ないため、筋肉のアンバランスが生じやすいのです。

3. 姿勢のクセ

普段から猫背や前かがみの姿勢がクセになっていると、巻き肩になりやすくなります。例えば、座るときに背もたれにもたれず、前かがみになりがちな人や、肩を内側に入れて座るクセがある人は、知らないうちに巻き肩が固定されてしまうことが多いです。

4. 運動不足

運動不足も巻き肩の原因です。背中の筋肉や肩回りの柔軟性が低下するため、巻き肩の姿勢が定着しやすくなります。また、運動不足が続くと、筋肉や関節の可動域が狭まり、姿勢を正しく保つことが難しくなります。

5. 呼吸の浅さ

巻き肩になると、呼吸が浅くなりがちです。特に胸の筋肉が硬直すると、胸式呼吸が制限され、呼吸が浅くなるため、体の酸素供給が滞り、疲れやすくなります。このように巻き肩と呼吸の浅さは悪循環を引き起こし、さらに巻き肩が進行しやすくなります。

巻き肩がもたらす悪影響

巻き肩が慢性化すると、さまざまな体調不良を引き起こすことがあります。

  1. 肩こりや首の痛み
    巻き肩は肩や首の筋肉に負担をかけるため、血行が悪くなり、肩こりや首の痛みが生じやすくなります。特に、肩の筋肉が緊張状態にあるため、日常的に痛みを感じるようになることもあります。

  2. 猫背と姿勢不良
    巻き肩は猫背を助長し、姿勢が悪くなります。この姿勢が続くと、見た目にも老けた印象を与え、背骨や腰への負担が増加します。

  3. 呼吸が浅くなる
    巻き肩により胸の筋肉が硬直すると、胸が圧迫され、呼吸が浅くなりがちです。酸素が十分に体に行き渡らないことで疲れやすく、集中力も低下しやすくなります。

  4. 代謝の低下
    巻き肩が原因で血流やリンパの流れが悪くなると、代謝が低下し、むくみやすくなります。また、老廃物の排出がスムーズにいかず、疲れや肌トラブルの原因にもなります。

巻き肩の予防と改善方法

巻き肩を改善するためには、日常生活での姿勢を見直し、筋肉のバランスを整えることが大切です。

1. 胸を広げるストレッチ

胸の筋肉が硬直しがちなため、日常的に胸を開くストレッチを行うと効果的です。両手を背中で組んで肩を引き下げ、胸を前に広げるような動作が胸筋の緊張を和らげます。

2. 背中の筋肉を鍛えるエクササイズ

巻き肩の改善には、背中の筋肉を強化することも重要です。背筋を鍛える運動として、ラットプルダウンやバックエクステンションなどのエクササイズを取り入れると、肩が引き上げられ、正しい姿勢を保ちやすくなります。

3. 姿勢に気をつける

長時間のデスクワークでは、正しい姿勢を意識し、30分ごとに休憩を取るように心がけましょう。肩を後ろに引き、顎を引いて、肩甲骨を寄せるようなイメージで姿勢を整えると、巻き肩の改善に役立ちます。

4. 深い呼吸を意識する

胸式呼吸ではなく、腹式呼吸を意識することで、胸筋への負担が減り、リラックスした状態を保ちやすくなります。日常的に深い呼吸を心がけることで、肩の緊張が緩和されやすくなります。

5. 定期的な運動習慣を取り入れる

日常的に運動をすることで筋肉の柔軟性が高まり、巻き肩が改善されやすくなります。ウォーキングやヨガ、ストレッチなどを取り入れると、巻き肩の予防につながります。

巻き肩でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。