O脚原因
2025年06月18日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回はO脚の原因についてご紹介致します。
O脚(内反膝)は、まっすぐ立ったときに足首はくっついているのに、両膝の間にすき間ができる状態を指します。脚全体がアルファベットの「O」のように見えることからこの名前がついています。見た目の問題だけでなく、放っておくと膝の痛みや変形性膝関節症、腰痛などの不調にもつながるため、早めの対応が大切です。整骨院ではO脚の根本原因を見極め、骨格や筋肉のバランスを整えて改善を目指します。
【O脚の主な原因】
O脚には先天的なものと後天的なものがありますが、大人のO脚の多くは生活習慣や体の使い方によって後天的に起こるものです。
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骨盤や股関節の歪み
骨盤が左右に傾いたり、ねじれたりすることで、脚の角度が崩れてO脚の状態になります。また、股関節の開きすぎや柔軟性の低下も、脚が外側に開く原因になります。 -
筋力のバランスの崩れ
内ももの筋肉(内転筋)が弱く、外側の筋肉ばかりを使っていると、脚が外向きに引っ張られやすくなります。特にお尻や太ももの筋力不足はO脚に直結しやすいです。 -
立ち方・歩き方のクセ
つま先を外に向けて立つ、内股で歩く、片足重心で立つなど、日常の姿勢や歩き方のクセが脚にゆがみを与え、徐々にO脚を引き起こすことがあります。 -
加齢や運動不足
加齢により筋力や柔軟性が低下すると、膝の内側の軟骨がすり減りやすくなり、膝が内側に傾いてO脚が進行することもあります。
【整骨院でのO脚治療】
整骨院では、O脚の状態や原因をしっかりと見極めたうえで、一人ひとりに合った治療プランを立ててくれます。代表的な施術内容は以下の通りです。
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骨盤・股関節の矯正
O脚の多くは骨盤のゆがみや股関節のねじれが影響しています。整骨院では、手技による骨盤矯正や関節の可動域を広げる施術を通じて、脚の軸を正しい位置に戻していきます。 -
筋肉のバランス調整
硬くなっている筋肉をほぐし、弱っている筋肉を鍛えることで、脚をまっすぐに支えられる状態に整えます。特に内ももやお尻、体幹のトレーニングが重要です。必要に応じて、EMS(電気刺激機器)を使って筋肉を効率的に活性化させることもあります。 -
歩行・姿勢の指導
立ち方や歩き方に問題がある場合、それを改善しないとO脚は再発しやすくなります。整骨院では正しい重心の取り方や、日常生活での姿勢のクセを指導してくれます。 -
セルフケアのサポート
自宅で行えるストレッチや筋トレもあわせて指導されます。施術だけでなく、毎日の積み重ねが改善には欠かせません。自分に合った運動を取り入れることで、より早い効果が期待できます。
【O脚を放置するとどうなる?】
O脚をそのままにしておくと、脚全体のバランスが崩れ、歩行時に膝や足首、股関節に余計な負担がかかるようになります。将来的には、膝の変形や痛み、歩行困難、変形性膝関節症といった深刻な症状につながることもあるため、軽いうちから対処することが重要です。
O脚でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。