11月の多い交通事故

2025年11月3日

こんにちは。 ひろがる接骨院・鍼灸院花田院です。

今回は11月の多い交通事故についてご紹介致します。

11月は、一年の中でも交通事故が増える季節です。気温の低下や日照時間の短縮など、環境の変化によって注意力が低下しやすく、視界も悪くなるため事故のリスクが高まります。軽い衝突でも、体には大きな負担がかかることがあります。ここでは、11月に多い交通事故の特徴と、整骨院で行う治療について分かりやすくご説明します。


■ なぜ11月に交通事故が増えるのか?

  1. 日没が早く視界が悪くなる

     11月になると、夕方5時前には暗くなります。通勤・通学の時間帯と重なり、歩行者や自転車の発見が遅れやすくなります。特に黒っぽい服装の歩行者は見えにくく、交差点での接触事故が多発します。

  2. 冷えによる反応の遅れ

     朝晩の冷え込みが強くなると、体がこわばり、ブレーキやハンドル操作が遅れやすくなります。筋肉が硬直している状態では、急な動きに対応しにくくなり、追突事故につながることがあります。

  3. 天候や路面状況の変化

     霜や雨で路面が滑りやすくなる季節です。特に早朝の凍結や落ち葉の上はスリップしやすく、カーブや交差点での事故が増えます。

  4. 年末に向けた忙しさ・焦り

     11月は仕事や行事が増える時期。疲労や焦りによって注意力が低下し、「信号が変わる前に行けるだろう」「急げば間に合う」といった無理な運転が増えます。


■ 11月に多い交通事故の種類

  1. 追突事故

     夕方の渋滞やブレーキの遅れによる追突が最も多いタイプです。特に前方不注意や車間距離不足が原因です。

  2. 交差点での出会い頭の事故

     見通しの悪い交差点で、「行けるだろう」と進入した結果、他の車やバイクと衝突するケースが多く見られます。

  3. 歩行者・自転車との接触事故

     薄暗い時間帯に多発。歩行者や自転車が車のライトに照らされにくく、ドライバーが発見を遅らせてしまうことがあります。


■ 交通事故後によくある症状

交通事故では、見た目のケガがなくても体の奥にダメージが残ることがあります。代表的なのが「むち打ち症」です。事故直後はアドレナリンの影響で痛みを感じにくく、数日後に首の痛みや頭痛、しびれなどが現れることもあります。

主な症状は次のとおりです。

  • 首や肩、背中の痛み・重だるさ

  • 頭痛、めまい、吐き気

  • 腰の痛み

  • 手足のしびれ、倦怠感

これらは時間が経つほど治りにくくなるため、早めの受診が大切です。


■ 整骨院での交通事故治療

整骨院では、病院や整形外科と同様に自賠責保険を利用して自己負担0円で治療を受けることができます(※交通事故によるケガの場合)。

整骨院の特徴は、レントゲンでは写らない「筋肉・関節・神経の不調」に対して、専門的にアプローチできる点です。

主な治療内容:

  1. 手技療法(マッサージ・筋肉調整)

     硬くなった筋肉をやさしくほぐし、血流を促進して痛みを和らげます。事故の衝撃でこわばった筋肉を正常な状態に戻します。

  2. 関節・骨格の矯正

     衝撃でズレた骨格や姿勢を整え、神経の圧迫を改善します。特に首や骨盤の歪みを調整することで、むち打ち症や腰痛の回復を助けます。

  3. 電気・温熱療法

     炎症や神経の興奮を抑え、回復を促します。痛みの軽減やリラックス効果もあります。

  4. リハビリ・ストレッチ指導

     再発を防ぐための運動や姿勢指導を行い、体のバランスを整えます。

万が一交通事故に遭われた場合交通事故の治療も行っております。

是非当院にご相談下さい。