肘関節の痛み

2025年08月5日

こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。

今回は肘の痛みについてご紹介致します。

肘の関節に痛みを感じることは、日常生活の中で意外と多くあります。ドアノブを回す、荷物を持つ、タオルを絞る、パソコン作業やスマートフォンの使用など、肘は頻繁に使う関節のひとつです。そのため、一度痛みが出ると日常動作に支障をきたし、ストレスを感じることも少なくありません。

肘の痛みにはいくつかの種類がありますが、よく見られるものとして以下が挙げられます。


【代表的な肘の痛みの症状】

外側上顆炎(テニス肘)

肘の外側に痛みが出る症状で、テニスをしていなくても発症することがあります。主に手首を使う作業(パソコン操作、掃除、育児、家事など)で繰り返し負担がかかることで起こります。

内側上顆炎(ゴルフ肘)

肘の内側に痛みが出る症状で、手をひねる、物を握るといった動作で悪化することがあります。ゴルフや野球のようなスポーツ以外でも、日常の使い過ぎで発症します。

関節炎や変形性肘関節症

加齢や過度な使用により、肘関節の軟骨がすり減り、痛みや腫れを伴うことがあります。可動域の制限や違和感を感じることが多いです。


肘の痛みの多くは、「使いすぎ」や「繰り返しの負荷」が原因です。特に、同じ動作を長時間続けることや、間違ったフォームで作業や運動を行うことで、筋肉や腱に微細な損傷が起き、炎症を引き起こします。

これらの肘の痛みに対して、整骨院では薬に頼らず、身体のバランスを整えながら根本からの改善を目指す治療を行います。


【整骨院での主な治療内容】

問診・検査による原因特定

まずは痛みの原因をしっかりと把握するために、日常生活やお仕事、スポーツ習慣などを丁寧にヒアリングし、動作確認や触診を通して状態を確認します。

手技療法(マッサージや筋肉調整)

硬くなった筋肉や腱を丁寧にほぐし、血流とリンパの流れを促進します。これにより、炎症の回復を早め、痛みを軽減します。

関節の調整・可動域の回復

肘関節や肩・手首など周囲の関節とのバランスも確認し、必要に応じて全体の動きを調整します。負担を分散することで、肘への負荷を軽減します。

テーピング・固定

肘に負担をかけすぎないように、テーピングやサポーターによるサポートを行う場合もあります。動きを制限しつつ、日常生活をスムーズに送れるよう配慮します。

セルフケア・生活指導

再発を防ぐためのストレッチ方法や、日常生活での注意点、肘を守る動作などのアドバイスも受けられます。


整骨院での治療は、国家資格を持った柔道整復師が行うため、安心して施術を受けることができます。肘の痛みは放置すると長期化し、慢性痛や関節の変形につながる恐れもあるため、早めの対処がとても大切です。

また、痛みのある肘だけでなく、肩や背中、手首など全身のバランスを診て治療を行うため、「原因が肘以外にあった」というケースも少なくありません。根本からの改善を目指すことで、再発の防止にもつながります。

肘に違和感を感じたら、無理をせず、早めに整骨院で相談してみましょう。日常生活を快適に送るためにも、適切なケアが大切です。

肘の痛みでお悩みの方は是非当院にご相談下さい。