高速道路の交通事故

2025年10月28日

こんにちは。 ひろがる接骨院・鍼灸院花田院です。

今回は高速道路の交通事故についてご紹介致します。

高速道路での交通事故は、一般道路に比べてスピードが高いため、衝撃も大きく、体への負担が非常に強くかかります。外見上は大きなケガがなくても、体の内部、特に筋肉や関節、神経に深刻なダメージを受けていることがあります。そのため、「痛みが軽い」「時間が経てば治るだろう」と放置してしまうと、後になってから強い痛みやしびれ、可動域の制限など、慢性的な症状につながることが少なくありません。

高速道路での事故の多くは、追突や急ブレーキ、車線変更時の衝突などによるものです。こうした事故の衝撃は、体が瞬間的に大きく前後・左右に振られるため、首や背中、腰に強い負担を与えます。特に代表的なのが「むち打ち症(頸椎捻挫)」です。シートベルトで体が固定されている状態で頭だけが大きく揺さぶられることで、首の筋肉や靭帯(じんたい)、神経が損傷し、痛みやしびれ、頭痛、吐き気、倦怠感などが現れます。

さらに、高速道路での事故では衝撃が強いため、首以外にも「背中」「腰」「肩」「腕」「脚」にまで症状が広がることがあります。筋肉や関節のズレ、骨盤や背骨のゆがみが生じることで、時間が経ってから痛みが出たり、体の動かしにくさを感じたりすることもあります。特に背中や腰の筋肉は事故の衝撃を吸収しようとするため、緊張が続き、血流が悪化して慢性的な痛みにつながることがあります。

このような事故による体の不調に対して、整骨院では「根本改善」を目指した治療を行います。整骨院での施術は、レントゲンでは異常が見つからない筋肉や関節の損傷にも対応できるのが特徴です。まずは問診と触診で、痛みの原因となっている部分を丁寧に確認し、どの筋肉や関節が損傷しているかを把握します。そのうえで、一人ひとりの症状に合わせて最適な施術を行います。

治療の中心となるのは、手技による「筋肉の調整」と「関節の矯正」です。事故の衝撃で硬くなった筋肉をやさしくほぐし、血流を改善することで炎症や痛みを和らげます。また、歪んでしまった骨盤や背骨を整えることで、体のバランスを正し、自然治癒力を高めて回復を促します。さらに、電気療法や温熱療法を組み合わせることで、痛みの軽減と筋肉の回復をサポートします。

整骨院では、交通事故治療に関して「自賠責保険」が適用されるため、患者さんの窓口負担は 0円 で治療を受けることができます。病院での診断や検査と併用して通院することも可能で、医師の診断書や保険会社への対応も整骨院がサポートしてくれる場合があります。そのため、仕事をしながらでも安心して通院できる環境が整っています。

また、整骨院では施術だけでなく、「リハビリ」や「再発予防」のためのアドバイスも行います。事故後の体は非常にデリケートで、無理に動かすと症状が悪化することもあります。そのため、患者さん一人ひとりの症状に合わせて、日常生活での正しい姿勢や動き方、ストレッチ方法を指導し、体への負担を減らすサポートを行います。

高速道路での事故後は、痛みがすぐに出なくても、数日から数週間経ってから首や腰、肩などに違和感が現れることがあります。これは、筋肉や神経の損傷が徐々に炎症を起こして症状が出てくるためです。「大したことない」と放置せず、早めに整骨院で検査・施術を受けることが、後遺症を防ぐ最も重要なポイントです。

整骨院での交通事故治療は、痛みのある部分だけをケアするのではなく、体全体のバランスを整えることで根本から改善を目指します。体の歪みを正し、筋肉の緊張を緩め、血流を促すことで、自然治癒力を高め、再発しにくい体へ導きます。

高速道路の事故は一瞬の出来事ですが、体への影響は長期間に及ぶことがあります。整骨院で早期に適切な治療を受けることで、痛みのない健康な状態を取り戻し、安心して日常生活に戻ることができます。

万が一交通事故に遭われた場合交通事故の治療も行っております。

是非当院にご相談下さい。