骨盤の歪み放置しておくと
2024年12月7日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回は骨盤の歪みを放置していた時についてご紹介致します。
骨盤の歪みは、体のバランスを崩し、さまざまな不調を引き起こす原因となります。放置しておくと、骨盤の歪みは進行し、腰痛や肩こり、膝痛などの慢性的な痛みを引き起こすだけでなく、姿勢の悪化や日常生活に支障をきたすこともあります。整骨院では、骨盤の歪みを改善するための専門的な治療が行われていますが、早期に対応しないと症状が悪化することが多いため、放置せずに治療を受けることが重要です。
骨盤の歪みとは?
骨盤は、背骨や足と繋がる体の重要な部分で、体全体のバランスを保つ役割を持っています。骨盤が歪むと、体全体のバランスが崩れ、筋肉や関節に不均衡な負担がかかります。骨盤の歪みには、前傾や後傾、左右への傾きなどさまざまな形態があります。これらが引き起こす問題は、放置することで次第に悪化することがあります。
骨盤の歪みが引き起こす症状
骨盤の歪みを放置すると、さまざまな不調が生じます。主な症状は以下の通りです。
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腰痛
骨盤が歪むと、腰に過度な負担がかかり、腰痛が慢性化することがあります。特に立ったり座ったりする動作で痛みが強くなることが多いです。さらに、腰の筋肉が緊張し続けることで、痛みが激化することもあります。 -
肩こり・首の痛み
骨盤の歪みは上半身にも影響を及ぼします。骨盤が歪むことで、背骨のラインが崩れ、肩や首に負担がかかります。その結果、肩こりや首の痛みが悪化し、頭痛が生じることもあります。 -
膝痛
歪んだ骨盤は下半身にも影響を与え、膝の位置が不安定になります。これが膝に不均等な負荷をかけ、膝痛を引き起こす原因となります。膝に負担をかけることで、関節がすり減りやすく、関節炎などを引き起こすこともあります。 -
姿勢の悪化
骨盤の歪みが進行すると、自然な姿勢を保つことが難しくなり、猫背や反り腰などの不良姿勢に繋がります。これが長期間続くことで、体全体の筋肉のバランスが崩れ、姿勢がさらに悪化します。 -
体の不安定感や歩行困難
骨盤が歪むことで、歩行時に不安定感を感じることがあります。歪んだ骨盤は、歩き方に影響を与え、左右どちらかに偏った歩き方になりがちです。これにより、足元が不安定になり、転倒しやすくなることもあります。
放置しておくとどうなるか?
骨盤の歪みを放置すると、症状は次第に悪化します。初期段階では軽い痛みや違和感で済んでいたとしても、時間が経つにつれて次第に慢性的な痛みが生じ、日常生活に支障をきたすようになります。例えば、腰痛がひどくなることで、長時間座っていることが難しくなったり、立っていることが辛くなったりします。また、姿勢の悪化が進むと、見た目の問題だけでなく、体全体のバランスが崩れ、筋肉の使い方に偏りが出てきます。
放置しておくと、骨盤の歪みがさらに進行し、関節に過度な負担がかかり、変形性膝関節症や腰椎椎間板ヘルニアなどの深刻な疾患を引き起こすこともあります。このような場合、手術が必要になることもあり、早期の対応が重要です。
整骨院での治療方法
整骨院では、骨盤の歪みを改善するために、以下のような治療が行われます。
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骨盤矯正
整骨院では、骨盤の歪みを正しい位置に戻すために手技療法(マニュアルセラピー)を行います。これにより、骨盤の位置が改善され、体全体のバランスが整います。骨盤矯正により、腰や肩への負担が軽減され、痛みが緩和されることが期待できます。 -
姿勢指導と運動療法
正しい姿勢を保つことが、骨盤の歪みを予防するために非常に重要です。整骨院では、日常生活での正しい立ち方や座り方を指導します。また、骨盤を支える筋肉を強化するための運動療法を行い、歪みを防ぐための筋力をつけることができます。 -
筋肉の緊張をほぐす治療
骨盤の歪みによって筋肉が緊張し、痛みが生じることがあります。整骨院では、筋肉の緊張をほぐすために、温熱療法や電気治療などを取り入れ、血行を促進します。これにより、筋肉の回復が早まり、痛みの軽減が期待できます。 -
リハビリテーション
骨盤の歪みによって筋肉や関節が弱くなった場合、リハビリを行うことが効果的です。整骨院では、段階的に筋力を回復させるためのリハビリプログラムを提供し、歪みの再発を防ぎます。
骨盤の歪みや腰痛など気になる方は是非当院にご相談下さい。