腰の痺れ

2024年12月18日

こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。

今回は腰のしびれについてご紹介致します。

腰のしびれの原因と整骨院での治療方法

腰のしびれは、腰部から足にかけて広がる神経が影響を受けて生じる不快な症状です。腰のしびれを感じると、日常生活に支障をきたすこともあります。放置しておくと症状が悪化することもあるため、早期に治療を受けることが大切です。整骨院では、腰のしびれを引き起こす原因を特定し、個々の症状に合わせた治療法を提供します。

腰のしびれの主な原因

  1. 椎間板ヘルニア 椎間板ヘルニアは、腰椎(腰の骨)間にある椎間板が押し出され、近くの神経を圧迫することで発症します。この圧迫が原因で、腰から足にかけてしびれや痛みが生じることがあります。特に、腰のしびれが足まで広がる場合、ヘルニアの可能性が考えられます。

  2. 脊柱管狭窄症 脊柱管狭窄症は、背骨の中の脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されることでしびれや痛みが現れる状態です。加齢に伴って、脊柱管が狭くなることが多く、腰にしびれを感じることがあります。この症状は、特に歩いたり立っていたりすると悪化しやすいです。

  3. 坐骨神経痛 坐骨神経は腰から足にかけて走る大きな神経で、この神経が圧迫されることで、腰から下肢にかけてしびれや痛みが現れます。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが原因で坐骨神経が圧迫されることがあります。また、長時間の座りっぱなしや不良姿勢も原因になることがあります。

  4. 筋肉の緊張やこり 長時間のデスクワークや不良姿勢、運動不足などが原因で、腰部の筋肉が過度に緊張することがあります。この筋肉のこりや緊張が神経を圧迫し、腰にしびれを引き起こすことがあります。特に、筋肉が硬くなり、血行が悪くなると、神経への圧迫が増し、しびれが強くなることがあります。

  5. 仙腸関節の不調 腰のしびれは、仙腸関節の不調によって引き起こされることもあります。仙腸関節は、腰の骨と骨盤をつなぐ重要な関節です。この関節が歪んだり、動きが悪くなると、神経が圧迫されてしびれが生じることがあります。

整骨院での治療方法

整骨院では、腰のしびれを引き起こす原因を特定し、症状を改善するための治療を行います。以下に、整骨院での代表的な治療方法を紹介します。

  1. 手技療法(マッサージ・矯正) 整骨院では、筋肉の緊張をほぐすための手技療法(マッサージやストレッチ)を行います。腰部や臀部の筋肉の緊張を緩和することで、神経への圧迫が軽減され、しびれの症状が改善されます。また、骨盤や背骨の歪みが原因の場合、矯正治療を行い、正常な姿勢を取り戻すことができます。

  2. 姿勢矯正・運動療法 腰のしびれが姿勢の悪さや筋力の低下による場合、整骨院では姿勢矯正や運動療法を行います。正しい姿勢を保つことができるようになると、神経への圧迫が減少し、腰のしびれが軽減します。また、筋力を強化することで、腰への負担が軽減され、再発を防ぐことができます。

  3. 温熱療法 腰の筋肉が硬くなって血行が悪くなると、しびれが強くなることがあります。このような場合、温熱療法が効果的です。温熱パッドやホットパックを使用することで、血行が促進され、筋肉がほぐれて腰のしびれが軽減します。

  4. 鍼灸治療 鍼灸治療も、腰のしびれに効果的です。鍼を使って、痛みの発生源やしびれを引き起こしている経絡を刺激し、血行を改善することができます。鍼灸は神経の働きを正常化し、痛みやしびれを緩和することができるため、慢性的な症状に有効です。

  5. 冷却療法 炎症が原因で腰にしびれが生じている場合、冷却療法を行うことが有効です。冷却療法により、炎症を抑えてしびれの症状を軽減することができます。

早期に治療を受けることが重要

腰のしびれは、放置しておくと症状が悪化したり、慢性化する可能性があります。特に、神経の圧迫が続くと、神経が損傷して回復が難しくなることがあります。また、しびれを放置すると、歩行や日常生活に支障をきたすことがあります。症状が軽いうちに整骨院で治療を受けることが、早期回復への近道です。

腰の痺れや腰痛にお悩みの方は是非当院にご相談下さい。