肩のコリ鍼灸治療
2025年03月5日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回は肩のコリ鍼灸治療についてご紹介致します。
肩のコリは、現代人に多く見られる症状で、長時間のデスクワークや不良姿勢、ストレスなどが原因となります。肩の筋肉が緊張し、血行が悪くなることで、肩周りに痛みや重だるさを感じることが多く、放置すると慢性化することもあります。これに対して、鍼灸治療は非常に効果的な方法の一つとして知られています。
鍼灸治療の基本
鍼灸は、鍼(はり)と灸(きゅう)を使って、身体のエネルギーの流れを整える治療法です。鍼は細い針を使って特定のツボに刺し、灸は温熱を使って体を温める方法です。これらは、身体の自然治癒力を高め、肩のコリを改善するために行われます。
鍼灸が肩のコリに効く理由
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血行促進
鍼を刺すことによって、その周辺の血流が改善され、肩の筋肉に十分な栄養や酸素が届きやすくなります。これにより、筋肉の緊張がほぐれ、コリが解消されることが期待できます。 -
筋肉のリラックス
鍼がツボを刺激することで、筋肉の過剰な緊張をほぐし、リラックスさせる効果があります。これにより、肩こりの原因となる筋肉の張りが緩和されます。 -
痛みの緩和
鍼灸は、身体内でエンドルフィンという天然の鎮痛物質を分泌させる作用があります。このため、肩の痛みが和らぎ、コリが軽減されます。 -
自律神経のバランスを整える
ストレスが肩こりの大きな原因となることがありますが、鍼灸治療は自律神経を整える効果があり、ストレスを軽減し、肩こりを引き起こす要因を取り除く手助けになります。
鍼灸治療の流れ
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問診
治療前に、肩こりの程度や痛みの場所、日常生活の状況などを詳しく聞きます。これにより、最適な治療を計画します。 -
鍼治療
鍼灸師が、肩のコリに関連するツボを選び、細い鍼を使って刺します。鍼の深さや角度は個々の症状に合わせて調整されますが、痛みを感じることはほとんどありません。鍼は非常に細いため、針を刺すときに違和感を感じることはあっても、通常は痛みを伴いません。 -
灸治療
鍼治療と組み合わせて灸を使うことがあります。灸は、温かいお灸を特定のツボに当てることで、体を温め、血行を促進します。お灸の温かさは心地よく、リラックス効果も期待できます。 -
治療後のケア
鍼灸治療後は、体がリラックスし、コリがほぐれているため、無理な動きを避けるようにしましょう。また、十分な水分を摂ることも大切です。
鍼灸治療の効果
肩のコリに対する鍼灸治療は、即効性がある場合もあれば、数回の治療が必要なこともあります。しかし、多くの人が治療後に肩こりの軽減や、痛みの緩和を感じることができ、身体全体が軽く感じるようになります。
鍼灸治療は、薬に頼らず自然治癒力を引き出す方法として、肩こりの根本的な改善に繋がることが多いため、薬の副作用が気になる方にもおすすめです。
肩こりや腰痛などでお悩みの方は是非当院にご相談下さい。