肉離れの原因
2025年10月14日
こんにちは。 ひろがる接骨院・鍼灸院花田院です。
今回は肉離れの原因についてご紹介致します。
スポーツや日常生活の中で突然「ブチッ」と筋肉に痛みを感じたことはありませんか?それは肉離れかもしれません。肉離れは、ふくらはぎや太ももなどの筋肉が急激に伸ばされたり縮んだりすることで、筋繊維が損傷するケガです。整骨院では、肉離れに対して早期回復と再発防止を目的とした施術が行われます。
肉離れとは?
肉離れとは、筋肉が過度な負荷により部分的または完全に断裂する状態です。特に多いのは以下の部位です:
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太ももの裏(ハムストリング)
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ふくらはぎ(腓腹筋)
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太ももの前(大腿四頭筋)
軽度では筋繊維が軽く傷つくだけですが、重度になると筋肉が完全に断裂し、内出血や大きな腫れを伴います。
肉離れの主な原因
1. 急激な運動
ウォーミングアップが不十分な状態で急に走り出したり、ジャンプやダッシュをした際に筋肉が準備できておらず、損傷しやすくなります。
2. 筋肉の疲労
長時間の運動や過去の使いすぎにより筋肉が疲れていると、柔軟性が低下し、ちょっとした動きでも傷つきやすくなります。
3. 柔軟性の不足
運動不足やストレッチ不足により筋肉が硬くなっていると、伸び縮みの際に耐えられず、損傷しやすくなります。
4. 体の歪み・姿勢不良
骨盤や背骨のバランスが崩れていると、特定の筋肉に負担が集中しやすくなり、肉離れの原因になります。
症状の特徴
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動いた瞬間に「ブチッ」と音がしたような感覚
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筋肉に鋭い痛み、力が入らない
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押すと痛い・腫れ・内出血が見られる
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歩くのが困難、または足を引きずる
軽度であっても、再発しやすいケガのため、早期の対応が重要です。
整骨院での治療方法
整骨院では、肉離れの状態に応じて自然治癒力を促進する施術を行います。主な流れは以下の通りです。
1. 問診と触診・検査
ケガをした状況、痛みの程度、腫れや内出血の有無などを確認します。どの筋肉がどの程度損傷しているのかを把握し、適切な施術計画を立てます。
2. 急性期の対応(受傷直後〜数日)
受傷直後は炎症と腫れを抑えることが最優先です。
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RICE処置(Rest:安静、Ice:冷却、Compression:圧迫、Elevation:挙上)
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テーピングや包帯による軽い固定
この時期に無理なマッサージやストレッチは逆効果になるため、慎重な対応が必要です。
3. 回復期の施術(痛みが和らいできた頃)
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手技療法:硬くなった筋肉の緊張をやさしくほぐし、血流を促進
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電気治療:患部の炎症や痛みを抑え、治癒を促す低周波・干渉波などを使用
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温熱療法:筋肉の柔軟性を取り戻すために、温めて血流を改善
4. 再発防止とリハビリ
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ストレッチや軽いトレーニングで筋力と柔軟性を回復
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姿勢や体の歪みを整える骨盤矯正や姿勢指導
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正しい歩き方や体の使い方の指導
整骨院に通うメリット
整骨院では、薬や注射に頼らず、身体にやさしい自然なアプローチで回復をサポートします。再発しやすい肉離れだからこそ、筋肉のバランスや姿勢など「根本的な原因」まで見てくれる整骨院でのケアが有効です。
また、スポーツ復帰や日常生活への復帰に向けた段階的なリハビリも受けられるため、安心して治療を進められます。
お身体でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。










