肉離れになる原因

2025年06月1日

こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。

今回は肉離れになる原因原因についてご紹介致します。

肉離れは、スポーツや日常生活の動作中に突然起こる筋肉の損傷で、多くの人が経験するケガの一つです。特に太ももやふくらはぎの筋肉に発生しやすく、運動中の急な動作や無理な負荷がかかったときに発症します。ここでは、肉離れの主な原因と、整骨院での治療についてわかりやすく説明します。


■肉離れとは?

肉離れとは、筋肉の繊維が部分的に断裂または損傷する状態を指します。軽度の場合は筋肉が伸びただけの「軽い筋挫傷」で済みますが、重度になると筋肉が大きく裂けてしまい、歩行が困難になることもあります。


■肉離れが起こる主な原因

1. 急激な動作や負荷

ダッシュ、ジャンプ、急な方向転換など、筋肉に一気に強い力がかかると、筋繊維が耐えきれず損傷することがあります。準備運動不足の状態で急に激しい運動をすると、発症リスクが高まります。

2. 筋肉の疲労

長時間の運動や連日のトレーニングで筋肉が疲労していると、柔軟性が低下し、ちょっとした動作でも筋肉が切れやすくなります。特にウォームダウンやストレッチを怠ると、筋肉の回復が追いつかず、肉離れの原因になります。

3. 柔軟性の低下

加齢や運動不足、寒さなどで筋肉が硬くなっていると、伸び縮みの範囲が狭まり、無理な動きで筋繊維が切れやすくなります。柔軟性を保つことは、肉離れ予防に非常に重要です。

4. 筋力のアンバランス

左右の筋力差や、前後の筋肉のバランスが崩れていると、一方に過度な負担がかかり、損傷しやすくなります。特に体幹の筋力が弱いと、下肢の筋肉に負担が集中する傾向があります。


■整骨院での治療方法

整骨院では、肉離れの程度に応じて適切な処置を行い、早期回復と再発防止をサポートします。国家資格を持つ柔道整復師が症状を見極め、負担をかけずに回復を促す方法で施術します。

1. 応急処置(RICE処置)

受傷直後には、安静(Rest)、冷却(Ice)、圧迫(Compression)、挙上(Elevation)といったRICE処置が重要です。整骨院では、受傷初期に炎症を抑えるための冷却やテーピング、包帯などで固定を行い、悪化を防ぎます。

2. 手技療法(手当て)

炎症が落ち着いたら、筋肉の回復を促すために、やさしいマッサージやストレッチを用いて血流を改善し、硬くなった周囲の筋肉をほぐします。無理に動かすことは避けつつ、回復を助ける範囲での施術が行われます。

3. 電気療法・超音波療法

低周波や超音波を使った物理療法もよく行われます。これらの治療は、筋肉の修復を助けるとともに、痛みや腫れを抑える効果があります。特に超音波療法は、組織の深部までアプローチできるため、治癒促進に役立ちます。

4. テーピング・固定

必要に応じて、患部の筋肉を保護・サポートするためのテーピングが行われます。動きを制限しながらも、ある程度の活動ができるよう調整することで、日常生活を支障なく送ることが可能になります。

5. リハビリ・再発予防指導

再発を防ぐためには、筋力や柔軟性の回復が不可欠です。整骨院では、回復段階に応じたストレッチや筋力トレーニングの指導を行い、ケガをしにくい身体づくりをサポートします。また、姿勢や体の使い方についてのアドバイスも受けられます。


■整骨院に通うメリット

整骨院では、医療機関のように薬や手術に頼らず、体に負担をかけずに自然治癒力を活かした治療を行います。スポーツ外傷や日常のケガに強く、的確な処置とアドバイスを受けられるのが特徴です。また、肉離れの初期段階からリハビリ期まで、一貫してサポートを受けられる点も大きなメリットです。

お身体でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。