捻挫
2024年11月18日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回は捻挫についてご紹介致します。
捻挫(ねんざ)は、関節に強い力が加わることで、関節を支える靭帯(じんたい)が過度に伸びたり、一部が損傷したりするケガのことを指します。足首や手首、膝など、体のさまざまな関節で起こる可能性があります。捻挫の程度は軽いものから重いものまでさまざまで、適切な対応をしないと慢性的な痛みや機能障害を引き起こすことがあります。
捻挫の原因
捻挫は、日常生活やスポーツなど、どんな場面でも起こり得ます。主な原因は以下の通りです:
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突然の方向転換や転倒
スポーツ中の急なストップや方向転換、または転倒により関節に負担がかかり、靭帯が傷つくことがあります。 -
不安定な地面での歩行
凹凸のある道を歩いているときや、ハイヒールなど安定性の低い靴を履いている場合に足首をひねりやすくなります。 -
筋力や柔軟性の低下
筋力が不足している、あるいは関節の柔軟性が低いと、関節が衝撃に耐えられず捻挫を起こしやすくなります。
整骨院での捻挫の対応
整骨院は、捻挫の治療やリハビリに特化した施設で、早期回復をサポートするための専門的なケアを提供します。以下は一般的な対応内容です:
1. 初期評価と応急処置
整骨院では、まず捻挫の部位や損傷の程度を評価します。必要に応じて患部を固定し、痛みや腫れを抑えるための冷却療法(アイシング)を行います。初期段階では、安静(Rest)、冷却(Ice)、圧迫(Compression)、挙上(Elevation)の「RICE処置」が基本となります。
2. 電気療法や超音波治療
痛みや炎症を抑えるために、電気療法や超音波治療が用いられることがあります。これらは、血流を改善し、回復を促進する効果が期待されます。
3. 手技療法(マッサージや矯正)
整骨院の特徴は、手技療法によるアプローチです。周辺の筋肉や関節を緩めることで、痛みの軽減や可動域の回復を図ります。また、関節のズレがある場合には、矯正を行い、関節の正しい位置を整えます。
4. リハビリと運動療法
捻挫後のリハビリは非常に重要です。整骨院では、関節を支える筋力を鍛えたり、バランス感覚を向上させる運動療法を指導します。これにより、再発リスクを減らし、日常生活やスポーツへの復帰をサポートします。
5. 生活指導と予防法
整骨院では、再発防止のための生活指導も行われます。例えば、正しいストレッチや筋力トレーニングの方法、適切な靴の選び方などを教えてもらえます。
整骨院に通うメリット
整骨院での治療は、捻挫の早期回復だけでなく、以下のようなメリットがあります:
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専門的なケアが受けられる
経験豊富な施術者による適切な処置が可能です。 -
痛みの原因に根本的にアプローチできる
捻挫の原因となった筋肉や関節の問題を解消し、再発を防ぎます。 -
予約制で通いやすい
多くの整骨院は予約制のため、待ち時間が少なく効率的に治療を受けられます。
捻挫を軽視しない
捻挫は一見軽いケガのように思われがちですが、適切な治療を怠ると慢性化してしまう恐れがあります。整骨院での早期治療と適切なリハビリは、関節の健康を保ち、将来のケガを防ぐ重要な手段です。捻挫をした際には無理をせず、専門家に相談することをおすすめします。
当院は捻挫の治療も行っております。是非当院にご相談下さい