仰向けになると腰が痛い原因
2025年11月3日
こんにちは。 ひろがる接骨院・鍼灸院花田院です。
今回は仰向けになると腰が痛い原因についてご紹介致します。
「寝るときに仰向けになると腰が痛い」「布団に横たわると違和感がある」「朝起きると腰が重い」——そんなお悩みはありませんか?
仰向けでの腰痛は、単なる“寝方”の問題ではなく、骨格や筋肉のバランスの乱れ、姿勢の崩れなどが関係している場合が多いです。ここでは、仰向けで腰が痛くなる原因と、整骨院での治療について分かりやすくご紹介します。
■ 仰向けで腰が痛くなる主な原因
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骨盤や背骨の歪み
長時間のデスクワークや足を組むクセ、姿勢の崩れなどによって骨盤が前傾または後傾し、背骨とのバランスが崩れます。その状態で仰向けになると、腰の一部にだけ負担が集中し、痛みを感じやすくなります。特に反り腰(腰のカーブが強い人)は、仰向け時に腰と布団の間にすき間ができ、筋肉が引っ張られて痛みやすい傾向があります。 -
腰や背中の筋肉の緊張・こり
腰まわりの筋肉(脊柱起立筋・腰方形筋など)が硬くなると、寝ている間も筋肉がリラックスできず、仰向け姿勢で張りや痛みを感じます。冷えやストレス、運動不足による血行不良も筋肉の緊張を強める原因です。 -
椎間板や関節への圧力
椎間板ヘルニアや腰椎分離症・すべり症などがある場合、仰向け姿勢で腰椎に圧がかかることで神経が刺激され、痛みを感じることがあります。症状が続く場合は、整骨院や医療機関で早めの検査が必要です。 -
寝具や寝姿勢の影響
マットレスが硬すぎたり柔らかすぎたりすると、腰が沈みすぎたり浮いたりして筋肉に負担がかかります。また、枕の高さが合っていないと背骨のラインが乱れ、腰に余計なストレスがかかることもあります。 -
体の疲労や血行不良
一日の疲れが蓄積していると、筋肉が硬くなりやすく、横になったときに痛みが出やすくなります。特に冷えによって血流が悪くなると、寝ている間に腰の筋肉がこわばり、朝の痛みにつながります。
■ 整骨院での治療
整骨院では、痛みのある部分だけでなく、腰痛を引き起こす根本的な原因を全身のバランスから見つけ出します。
筋肉・関節・骨格の3つの視点でアプローチし、自然に仰向けで寝られる体づくりを目指します。
主な治療内容:
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手技療法(マッサージ・筋肉調整)
硬くなった腰や背中、お尻まわりの筋肉をやさしくほぐし、血流を改善します。筋肉の緊張が取れることで、寝たときの圧迫感や痛みが軽減します。 -
骨盤・背骨の矯正
歪んだ骨盤や背骨を整え、体のバランスを正常な位置に戻します。反り腰や猫背など、姿勢のクセを改善することで、仰向け時の負担を軽くします。 -
電気・温熱療法
深部の筋肉を温め、血流を促進して痛みを和らげます。慢性的な腰痛にも効果的です。 -
ストレッチ・運動指導
腰まわりの柔軟性を高めるストレッチや、骨盤を安定させるインナーマッスルのトレーニングを指導します。自宅で継続することで再発を防ぎます。 -
姿勢・生活習慣のアドバイス
座り方・寝方・日常動作などを見直すことで、日常生活から腰にかかる負担を軽減します。特に、寝具選びや寝る前のストレッチも重要なポイントです。
腰の痛みでお悩みの方は是非当院にご相談下さい。










