ヘルニアの原因
2025年02月20日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回はヘルニアの原因についてご紹介致します。
ヘルニアは、背骨の間にある椎間板が外に飛び出して神経を圧迫し、痛みやしびれを引き起こす病状です。特に腰椎ヘルニアや頚椎ヘルニアがよく見られ、身体に大きな不快感を与えることがあります。整骨院では、ヘルニアによる痛みの軽減や予防をサポートする治療が行われています。以下では、ヘルニアの原因と整骨院での治療方法について分かりやすく説明します。
1. ヘルニアの原因
ヘルニアが発生する主な原因は次の通りです。
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加齢による椎間板の変性:年齢を重ねることで、椎間板の弾力性が低下し、圧力を受けやすくなります。これにより、椎間板が徐々に変形し、外に飛び出すことがあります。
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不良姿勢や過度な負荷:長時間の不適切な姿勢や、重いものを持つなどで腰や背中に過剰な負担がかかると、椎間板に圧力がかかり、ヘルニアが発生することがあります。デスクワークや立ちっぱなしが続くこともリスクを高めます。
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筋力不足:背中や腹部の筋力が弱いと、腰椎や頚椎に負担がかかりやすく、椎間板に圧力が集中します。これが原因で椎間板が外に飛び出すことがあります。
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スポーツや外的衝撃:過度な運動やスポーツによる衝撃、または事故による強い衝撃を受けた場合、椎間板が損傷し、ヘルニアが発症することがあります。
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遺伝的要因:家族にヘルニアを患っている人が多い場合、遺伝的な影響でヘルニアを発症しやすいこともあります。
2. 整骨院での治療方法
整骨院では、ヘルニアによる症状を改善するために、以下の治療方法が行われます。
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手技療法(マッサージ・矯正):筋肉の緊張をほぐし、関節の可動域を改善します。これにより、背骨の歪みを整え、椎間板への圧力を軽減することができます。
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姿勢矯正:不良姿勢がヘルニアの原因となることがあるため、正しい姿勢を身につけるための矯正が行われます。姿勢の改善により、腰や背中への負担が減り、ヘルニアの進行を防ぐことができます。
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運動療法とストレッチ:筋力強化や柔軟性を高めるための運動療法やストレッチが推奨されます。特に腹筋や背筋を鍛えることは、背骨への負担を減らすために非常に効果的です。
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温熱療法:痛みや筋肉のこりを和らげるために、温熱療法が用いられることがあります。血行が促進され、回復を助ける役割があります。
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電気治療:痛みの軽減を目的に、低周波治療や超音波治療を行うことがあります。これにより、筋肉の緊張がほぐれ、痛みの軽減が期待できます。
3. 予防と日常生活での注意点
ヘルニアの予防には、日常生活での注意が重要です。
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姿勢に気をつける:座っているときや立っているときに、背筋を伸ばし、骨盤を安定させるように心がけましょう。特に長時間同じ姿勢でいることは避け、定期的に体を動かすことが大切です。
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筋力トレーニング:腹筋や背筋を鍛えることで、腰椎への負担を減らすことができます。運動を定期的に行い、筋力を維持することが予防につながります。
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重い物を持つときの注意:物を持ち上げる際は、膝を曲げて腰ではなく足を使って持ち上げるようにしましょう。無理に腰を使うことは、ヘルニアのリスクを高めます。
お身体でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。