帝王切開後の骨盤矯正はした方がいい?

2023年02月7日

こんにちは!

姫路坂口鍼灸整骨院 花田院です☺

 

今回は帝王切開後の産後の骨盤矯正についてのお話です。

 

帝王切開後でも産後の骨盤矯正は必要?

帝王切開とは、自然分娩と違い赤ちゃんが産道を通らず腹部、子宮の下の方を切開して出産する方法です。

産後の骨盤矯正は、赤ちゃんが産道を通って生まれてくることによる骨盤の広がりを元に戻していくためのものなので、帝王切開での出産の場合は矯正をしなくてもいいのでは?と思われるかもしれませんがそうではありません。

どちらの出産方法だとしても、妊娠中に分泌されるホルモンの影響によって盤関節が緩みやすい状態になってしまいます。

その為、帝王切開の場合でも骨盤は広がりやすいのです。

矯正を行わなくても、骨盤は産後数ヶ月で徐々に産前の状態に戻りますが完全には戻りきらなかったり、妊娠期間中による筋力の低下などから歪みやすい状態が続いてしまうことがあるため、必ずしないといけないというわけではありませんが、できれば行うことをオススメします。

 

いつから矯正を始めればいい?

産後の骨盤矯正を行う場合、ベストな期間は産後2ヶ月~6ヶ月といわれています。

この期間というのは、骨盤周りの筋肉や靱帯が緩んでおり矯正しやすい時期です。

産後1ヶ月だと、産後すぐのためお身体の健康状態やご負担を考え、矯正は行わない方が良いでしょう。

産後6ヶ月をすぎると、産前の状態に戻りつつあるので骨盤周りの筋肉や靱帯が固まってきてしまい、骨盤を締めにくくなってしまいます。

その為、産後2ヶ月~6ヶ月の間に行うのがおすすめなのです。

帝王切開の場合は傷口がきちんとふさがってから施術ができますので、傷口の状態を判断しておきましょう。

目安としては産後2ヶ月~3ヶ月あたり(個人差あり)ですが、ご不安な方はお医者様に相談してみましょう。

 

産後の骨盤矯正のメリットは?

先ほどもお伝えしたように、産後の骨盤は自然と産前の状態には戻っていきます。

それなのに矯正を行うメリットはあるのでしょうか?

まず1つ目のメリットは、自然に戻すよりも早く戻すことが出来るということです。

人の手によって矯正していくわけですから、骨盤を正しい位置に、短い期間で矯正していくことが可能です。

2つ目は痛みの解消や痛みの出にくさです。

産後は出産や育児による負担によって、産前にはなかった腰痛や肩こりといった痛みが出てきてしまいやすいです。

これは、骨盤が緩み歪みやすい状態にあることから起こる不調なのですが、矯正を行うことで痛みの緩和や再発防止にもなります。

3つ目に筋力の向上です。

産後は妊娠中子宮が大きくなることによって、お腹の筋肉が常に引き延ばされている状態にあり、ホルモンバランスの影響で産後も筋肉が緩い状態が続いてしまうので筋力が低下してしまいます。

当整骨院では、筋力向上のためのトレーニングを行っており、寝転んだまま30分でしっかりと緩んだ筋肉を鍛えていきます。

産後に多い尿漏れなどの症状の改善にも繋がります。

 

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産後の骨盤矯正は帝王切開、自然分娩どちらの場合でも受けて頂くことが可能です。

必ず矯正を行った方がいいというわけではありませんが、産前の体型にしっかりと戻したい方や痛みや筋力の低下が気になる方はおすすめですので、ぜひ一度当院にご相談下さい✨