交通事故の症状について2

2019年09月20日

こんにちは、姫路坂口鍼灸整骨院 花田院です。
 それでは前回の検査の方法のが途中だったので続きの話をしていきます!
・徒手筋力テスト➡➡➡別名MMT(エムエムティー)(Manual Muscle Testing)の略です。
意味は人の手によって体の中で大事な筋肉の強さを測る検査法です。
この検査は6段階評価で表されます。
0(Zero)・・・関節運動ができないので関節を動かす筋肉の収縮もみられない
1(Trace)・・・まだ関節運動はできないが筋肉の動きは確認できる。
2(Poor)・・・補助があれば重力を除いた状態でも運動の範囲を全体を動かせる。
3(Trace)・・・人の補助なしで重力に逆らって運動の範囲全体をうごかせる。
4(Good)・・・弱い力なら大半の運動の範囲はできる。
5(Normal)・・・強い力にも逆らって運動の範囲全体を動かせる。
この基準で筋肉の状態を判断していきます、人はMMTのなかで健康に日々の生活ができるのは、MMT3以上の筋肉の強さになってきます、MMT3までいってないと部分的に介助が必要になったり日常生活に支障がでてしまいます。
・筋委縮テスト➡➡➡筋委縮とは、筋肉がやせてしまうことを意味します。筋肉からくる筋源性のものや、運動の際に働く運動ニューロンが原因でなる神経源性のもの、筋繊維の体積が少なくなり委縮したものが廃用性と筋委縮にも、3種類あります。
テストの内容は、筋肉の周囲径の計測をして、左右差の確認します。
・腱反射テスト➡➡➡腱反射とは、太い筋肉につながる腱を少し伸ばした状態で皮膚の上から腱をゴム製のハンマーでたたいた時に筋肉が刺激され収縮する現象です。腱反射には病的反射というものがあります、この反射は中枢の運動(上位)ニューロンとゆう神経が障害された抹消運動(下位)ニューロンにうまく伝達ができなくなり、正常な検査ではみられない反射が出現することです。ただし、乳幼児では正常な赤ちゃんにもみられ発達の過程でつかわれます。
・握力テスト➡➡➡握力の計測にはみなさんが中学校や高校の体力テストで使ったことがあるとおもいますが、その機械の名前はスメドレー式握力計といいます。
はじめは立位姿勢ではじめます、次は握力計を持ち人差し指が第2関節の所で90度に合わせて測定します、握る時は肩の力をぬいてできるだけ腕が自然体になるように注意し、左右交互に2回ずつしていきます。記録は左右の良い方の記録の平均でだします。
よければ、参考にしてみてください!!