雨の日の交通事故

2025年05月17日

こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。

今回は雨の日の交通事故についてご紹介致します。

雨の日の交通事故と整骨院での治療について

雨の日は、交通事故が起こりやすい条件が揃っています。濡れた路面は滑りやすく、車の制動距離が伸びることで追突事故やスリップ事故が多発します。また、雨による視界不良やワイパーの影響で、歩行者や信号を見落とすこともあり、事故のリスクが一気に高まります。

特に、歩行者や自転車との接触事故が増えるのも雨の日の特徴です。歩行者も傘やフードで視野が狭くなっており、車との距離感を誤ることがあります。こうした理由から、晴れた日と比べて雨の日は事故の発生率が高く、注意が必要です。

事故後の身体の不調は、遅れてやってくることも

交通事故に遭った直後は、緊張や興奮により、痛みを感じにくい場合があります。そのため「たいしたことはない」と思っていても、数時間後や翌日以降に、首や腰、背中に痛みや違和感が出てくるケースが少なくありません。

特に多いのが「むち打ち症(頸椎捻挫)」です。追突などの衝撃で首が前後に激しく揺さぶられることで、筋肉や靭帯、神経が損傷し、痛みやこり、頭痛、めまい、吐き気、しびれなどの症状を引き起こします。これらの症状は、レントゲンやMRIで異常が見つからないことも多く、「異常なし」と言われたのに辛さが続くという方もいます。

整骨院での治療が有効です

このような交通事故後の体の不調に対して、整骨院での治療は非常に効果的です。整骨院では、国家資格を持つ柔道整復師が、手技療法(マッサージや矯正)、電気治療、温熱療法などを使い、筋肉や関節のバランスを整えながら、身体の自然な回復力を引き出します。

整形外科などで異常が見つからなかった場合でも、整骨院では痛みの原因となる筋肉の硬直や骨格のゆがみを見つけ、丁寧にアプローチしていきます。患者一人ひとりの状態や痛みの程度に合わせたオーダーメイドの施術が行えるのも、整骨院の強みです。

自賠責保険で治療費の自己負担なし

交通事故によるケガの場合、「自賠責保険」が適用されることが多く、整骨院での治療費は原則自己負担なしで受けられます。さらに、通院の交通費や、仕事を休んだ場合の休業補償なども保険の対象になる可能性があります。

整骨院で自賠責保険を利用するには、まず医療機関(病院や整形外科)で診断を受け、事故との因果関係を明確にしておくことが重要です。その後、保険会社に整骨院へ通う旨を伝え、承認を得ることで保険が適用されます。多くの整骨院では、保険会社とのやり取りや手続きもサポートしてくれるので、初めての方でも安心して通院できます。

早期治療が後遺症予防のカギ

交通事故後の痛みや違和感を「そのうち治る」と軽く見て放置してしまうと、症状が慢性化したり、後遺症として長く苦しむことになりかねません。特に雨の日の事故は、身体への衝撃に気づかないまま体がダメージを受けていることもあるため、少しでも不調を感じたら早めの受診をおすすめします。

整骨院では、症状が軽いうちから適切な処置を行うことで、回復を早め、後遺症のリスクを大きく減らすことができます。治療は継続することで効果が出やすいため、自己判断で通院をやめてしまわず、専門家の指導のもとでしっかりとケアしていきましょう。


雨の日は注意していても事故が起こりやすいものです。万が一事故に遭ってしまった場合には、整骨院での早期治療を選択肢の一つとして考えてみてください。保険制度を活用しながら、身体と心の回復をしっかりとサポートしてくれる整骨院は、事故後の不安な日々において、心強い存在となるでしょう。

万が一交通事故に遭われた場合交通事故の治療も行っております。

是非当院にご相談下さい。