足の浮腫み

2025年02月2日

こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。

今回は足の浮腫みについてご紹介致します。

足の浮腫み(むくみ)は、日常生活でよく見られる症状で、足がだるく感じたり、靴がきつくなったりすることがあります。むくみは、長時間立ちっぱなしや座りっぱなしの姿勢が続いたり、血液循環が悪化することで起こることが多いですが、体調や生活習慣によっても影響されます。整骨院では、足の浮腫みを改善するためにさまざまなアプローチが行われます。今回は、足の浮腫みの原因と整骨院での治療法について、わかりやすく説明します。

1. 足の浮腫みの原因

足の浮腫みは、体内の余分な水分が組織にたまり、足にむくみとして現れる現象です。以下のような原因が考えられます。

1-1. 血行不良

長時間同じ姿勢でいることや、運動不足が原因で血液やリンパ液の循環が悪くなります。特に、座りっぱなしや立ちっぱなしの仕事をしている人は、足の血流が滞りやすく、むくみが生じることがあります。

1-2. 塩分の摂り過ぎ

塩分(ナトリウム)の摂り過ぎは、体内で水分を保持しやすくなります。食塩が多い食事を続けると、体内の水分バランスが崩れ、むくみの原因になります。

1-3. ホルモンの影響

特に女性の場合、生理前や妊娠中にホルモンバランスが変化することが原因でむくみが現れることがあります。ホルモンの影響で水分を保持しやすくなり、むくみやすくなることがあります。

1-4. リンパ液の流れが悪くなる

リンパ液は体内の不要な物質を排出する役割を持っており、これがうまく流れないとむくみが起こります。リンパ液の流れが悪くなる原因としては、運動不足や姿勢が関係しています。

1-5. 疾患によるむくみ

心臓や腎臓、肝臓などの病気が原因でむくみが生じることもあります。これらの疾患では、水分の排出がうまくいかなくなり、体内に水分がたまりやすくなります。この場合は、病院での診断と治療が必要です。

2. 整骨院での治療方法

整骨院では、足のむくみに対して専門的な治療が行われます。主に以下のようなアプローチで治療が進められます。

2-1. 手技療法(マッサージやストレッチ)

むくみの原因として、血行不良やリンパの流れの滞りが多いため、整骨院では手技療法を行って血液やリンパ液の流れを促進します。マッサージやストレッチで筋肉をほぐすことにより、血行が良くなり、リンパの流れが改善されます。特に、ふくらはぎや足首周りを重点的にほぐすことで、むくみの解消が期待できます。

2-2. 骨盤・姿勢の矯正

むくみの原因の一つに、姿勢の悪さや骨盤の歪みがあります。姿勢が悪いと、血流やリンパの流れが滞りやすくなります。整骨院では、骨盤や背骨の矯正を行うことで、体のバランスを整え、むくみを防止することができます。特に、骨盤の歪みを改善することによって、下半身の血行やリンパの流れが改善され、むくみの予防が可能になります。

2-3. 電気療法(低周波治療など)

電気療法は、筋肉や神経に刺激を与えることで、血液循環やリンパの流れを促進します。低周波治療などの電気療法を使うことで、むくみを引き起こす筋肉の緊張を和らげ、足の疲れやむくみの解消をサポートします。

2-4. 温熱療法

温熱療法では、温かい手技や温めた機器を使って、血行を促進します。特に冷えによる血行不良が原因のむくみには、温めることが効果的です。温熱療法により、体温が上昇し、血液やリンパ液の流れが良くなり、むくみが改善されます。

2-5. 生活習慣のアドバイス

整骨院では、むくみの予防や改善に向けて、日常生活でできる工夫をアドバイスしてくれます。例えば、こまめな水分補給や塩分の控えめな食生活、適度な運動などが推奨されます。また、足を高くすることで血液が下半身に滞るのを防ぐ方法などもアドバイスしてもらえます。

3. 予防と生活習慣の改善

整骨院での治療と並行して、日常生活の工夫もむくみを防ぐために重要です。

  • 足を高くして休む: 足を高くすることで、血液やリンパ液がスムーズに流れ、むくみの予防になります。特に就寝時や休憩時に足を上げる習慣をつけましょう。
  • 運動やストレッチ: 定期的にウォーキングやストレッチを行うことで、血行やリンパの流れが改善され、むくみの予防になります。
  • 塩分を控える: 食事での塩分摂取を控えることで、水分の過剰保持を防ぐことができます。
  • 水分補給: 水分をこまめに摂ることで、体内の水分バランスが保たれ、むくみを予防することができます。

足の浮腫みでお悩みの方は是非当院にご相談下さい。