膝関節の痛み

2025年05月9日

こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。

今回は膝関節の痛みについてご紹介致します。

膝関節の痛みと整骨院での治療について

膝関節の痛みは、年齢や性別を問わず多くの人が経験する不調のひとつです。歩行時や階段の昇り降り、しゃがむ動作などで痛みを感じることがあり、日常生活に支障をきたす場合も少なくありません。

膝関節は、太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)、そして膝のお皿(膝蓋骨)で構成され、靭帯、半月板、筋肉などが支えています。これらの組織に負担がかかったり、損傷したりすることで痛みが発生します。

膝の痛みの原因には、次のようなものがあります:

  • 加齢に伴う関節軟骨のすり減り(変形性膝関節症)

  • スポーツや仕事による使いすぎ(オーバーユース)

  • 怪我による靭帯や半月板の損傷

  • 姿勢や歩き方のクセによる負担の偏り

  • 体重増加による膝への圧力増加

整骨院での治療アプローチ

整骨院では、膝の痛みの原因を身体のバランスから考え、根本改善を目指します。主な治療内容は以下の通りです。

  1. 問診・検査
    初めに、痛みが出たタイミングや動作、生活習慣などを詳しく聞き取ります。膝の動きや姿勢、筋肉の状態なども丁寧にチェックし、痛みの原因を分析します。

  2. 手技療法(整体・マッサージ)
    硬くなった筋肉や関節に対し、手技を使って血流を促進し、動きをスムーズにします。特に太ももやふくらはぎの筋肉が緊張すると膝に負担がかかるため、これらを重点的に緩めます。

  3. 骨盤や全身バランスの調整
    膝だけでなく、骨盤や背骨のゆがみを整えることで、体全体のバランスを改善します。姿勢の乱れや歩き方のクセを正すことで、膝への負担を減らし、痛みの再発を防ぎます。

  4. 電気・超音波療法
    炎症や痛みが強い場合には、電気刺激や超音波による施術を取り入れることもあります。これにより筋肉の緊張を和らげ、組織の回復を促します。

  5. テーピング・サポーターの使用
    膝の動きを安定させるために、テーピングやサポーターを使用することもあります。動作時の不安定感がある人にとっては有効なサポートとなります。

  6. 運動指導・セルフケア
    筋力や柔軟性を高めるためのストレッチやトレーニングも指導します。特に太ももの前面の筋肉(大腿四頭筋)を鍛えることで、膝関節の安定性が向上し、再発予防につながります。

膝の痛みでお悩みの方は是非当院にご相談下さい。