膝の症状と原因

2025年01月5日

こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。

今回は膝の症状と原因についてご紹介致します。

膝の痛みは、年齢や生活習慣、運動などさまざまな要因で発生する一般的な症状ですが、その原因や症状には個人差があります。膝の痛みを感じた場合、早期に原因を特定し、適切な治療を受けることが重要です。整骨院でのアプローチも非常に効果的ですので、膝の痛みの症状と原因を分かりやすく解説します。

膝の痛みの症状

膝の痛みは、単に痛むだけでなく、その程度や発生のタイミング、場所によって異なります。以下のような症状が見られます。

  1. 歩行時や階段の昇降時の痛み
    膝を曲げたり、伸ばしたりする際に痛みを感じることがあります。特に、長時間歩いたり、階段を上ったり下りたりすると、膝に負担がかかり痛みを引き起こします。

  2. 膝の腫れや熱感
    膝周りが腫れたり、熱を持ったりすることもあります。これは、膝関節内で炎症が起きていることを示しています。

  3. 膝の動きの制限
    膝がうまく曲がらない、または伸ばせないという感じがすることがあります。痛みがひどくなると、膝の可動域が狭まり、日常生活に支障をきたすこともあります。

  4. 膝の音
    膝を動かすと、パキパキやゴリゴリといった音がすることがあります。これは、軟骨の摩耗や、関節内の異常によって音が発生している可能性があります。

  5. 歩行時の不安定感
    膝が「ぐらつく」ような感じがして、歩行に不安を感じることがあります。この場合、膝の安定性が低下している可能性があるため注意が必要です。

膝の痛みの原因

膝の痛みは、様々な原因で引き起こされます。主な原因をいくつかご紹介します。

  1. 加齢による変化(変形性膝関節症)
    年齢を重ねることで、膝の関節や軟骨が摩耗し、関節が変形することがあります。これを「変形性膝関節症」と呼びます。軟骨が減少すると、骨同士が擦れ合って痛みが生じます。特に高齢者に多く見られます。

  2. 運動やスポーツによる負担
    スポーツや過剰な運動が原因で膝に負担がかかることがあります。特にジャンプや急な方向転換を繰り返すスポーツ(バスケットボール、サッカーなど)では、膝の靭帯や腱に負担がかかり、炎症を引き起こすことがあります。

  3. 膝の使い過ぎ(過労性膝痛)
    長時間の立ち仕事や歩行、重い荷物を運ぶなど、膝に過度の負担がかかると、膝に痛みを感じることがあります。これを過労性膝痛と言います。

  4. 外傷や事故
    転倒やスポーツの際の衝撃など、膝に直接的な外力が加わると、骨折や靭帯損傷、半月板損傷が起こることがあります。これにより膝の痛みが発生します。

  5. 筋力不足や姿勢不良
    膝を支える筋肉が弱くなると、膝に余計な負担がかかり、痛みを引き起こすことがあります。特に、太ももの筋肉(大腿四頭筋)が弱いと、膝関節を安定させる力が不足し、膝に痛みが出やすくなります。また、歩き方や立ち方が悪いと、膝に偏った負担がかかりやすくなります。

  6. 炎症性疾患(膝蓋腱炎、滑液包炎など)
    膝関節内の滑液包や腱が炎症を起こすことがあります。膝蓋腱炎は、膝の前面にある膝蓋腱が過剰に使用されることで炎症が発生する病気です。滑液包炎は、膝周辺の滑液包に炎症が生じて痛みが発生するものです。

整骨院でのアプローチ

整骨院では、膝の痛みに対してさまざまな治療法が提供されます。膝の痛みの原因に合わせて、以下のようなアプローチが行われることが多いです。

  1. 手技療法(マッサージやストレッチ)
    筋肉や靭帯、腱を緩めるための手技が行われます。これにより、筋肉の緊張をほぐし、関節の可動域を改善することができます。

  2. 関節の調整
    膝関節のズレや偏りを調整することで、関節の動きを改善し、痛みを軽減します。

  3. 姿勢や歩行の改善指導
    膝に負担をかけない正しい姿勢や歩き方を指導することがあります。筋力トレーニングやストレッチを行い、膝への負担を軽減します。

  4. 物理療法(温熱・冷却療法)
    温熱療法や冷却療法を使って、炎症を抑え、痛みを緩和します。炎症がある場合は冷却、慢性的な痛みには温熱療法が効果的です。

膝の痛みは放置すると悪化することがありますので、早期の対応が大切です。整骨院では、痛みの原因を根本から改善するためのサポートが受けられます。膝に痛みを感じたら、早めに整骨院を訪れて、適切な治療を受けることをおすすめします。

膝の痛みでお悩みの方は是非当院にご相談下さい。