腰部捻挫とは

2024年12月13日

こんにちは! 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。

今回は腰部捻挫についてご紹介致します。

**腰部捻挫(ようぶねんざ)**は、腰の筋肉や靭帯が過度に引き伸ばされることによって起こる怪我です。日常生活やスポーツで、腰を急にひねったり、無理に動かしたりすることが原因で発症します。腰部捻挫は、特に腰に負担をかける動作を繰り返す人々に見られやすい症状です。痛みや不快感を伴い、適切に治療しないと慢性化することもあります。

1. 腰部捻挫の原因

腰部捻挫の主な原因は、腰に無理な力が加わることです。具体的には以下のような状況が挙げられます:

  • 急な動きやひねり:物を持ち上げる際や体を急にひねる動作で、筋肉や靭帯が急激に引き伸ばされると捻挫を引き起こすことがあります。特に重い物を持ち上げる際などに注意が必要です。
  • 不適切な姿勢や動作:長時間同じ姿勢でいることや、腰に負担のかかる姿勢を取ることでも、筋肉や靭帯に過度な負担がかかり捻挫を引き起こすことがあります。
  • スポーツや運動:激しいスポーツや運動をする際に、体をひねったり、急に動いたりすると腰部に負担がかかり捻挫を起こすことがあります。特にバスケットボールやサッカー、ゴルフなどでは腰に負担がかかりやすいです。
  • 筋力の低下や柔軟性の不足:筋力が弱いと、腰部に負担が集中しやすく、捻挫を引き起こしやすくなります。また、柔軟性が不足していると、腰を無理に動かす際に筋肉や靭帯が伸びきってしまうことがあります。

2. 腰部捻挫の症状

腰部捻挫の症状には、以下のようなものがあります:

  • 痛み:腰を動かしたり、前かがみになったりした際に痛みが発生します。痛みは鋭いものから鈍いものまでさまざまで、腰の中心部や周辺に感じることがあります。
  • 動きづらさ:痛みのため、腰を動かすのがつらくなることがあります。特に、腰をひねったり、曲げたりするときに動きづらさを感じることが多いです。
  • 腫れや内出血:捻挫の程度が強い場合、腰周りに腫れや内出血が見られることがあります。腫れは炎症反応によるもので、時間が経過することで徐々に回復します。
  • 筋肉の緊張:捻挫を受けた筋肉は、保護反応として硬くなることがあり、腰を動かす際に筋肉の緊張を感じることがあります。

3. 整骨院での治療

腰部捻挫は、早期に適切な治療を行うことが重要です。整骨院では、手技療法や運動療法を用いて、腰の痛みを軽減し、回復を促進する治療が行われます。具体的な治療法は以下の通りです:

  • 手技療法(マッサージやストレッチ):腰部周辺の筋肉をほぐすために、手技療法が行われます。これにより、筋肉の緊張を解消し、痛みの緩和を図ります。また、筋肉や靭帯を適切に伸ばすためのストレッチも取り入れ、柔軟性の回復を助けます。
  • 姿勢の改善指導:腰部捻挫は、日常生活での不良姿勢や過度の負担が原因で起こることが多いため、整骨院では正しい姿勢や動作を指導します。これにより、今後の腰部への負担を減らし、再発を防止します。
  • 運動療法:腰の筋肉を強化するためのエクササイズが行われることがあります。腰周りの筋肉が強化されると、腰への負担が軽減され、再発のリスクが減ります。
  • 物理療法:温熱療法や冷却療法、超音波療法などを使用して、炎症を抑え、痛みを軽減します。これらの療法は、血行を促進し、回復を早める助けになります。

4. 腰部捻挫の予防と再発防止

腰部捻挫を予防するためには、日常生活での注意が必要です。整骨院では、腰を守るための以下のようなアドバイスが行われます:

  • 正しい姿勢を維持する:長時間同じ姿勢を続けないようにし、姿勢を意識的に改善します。座っている時は背筋を伸ばし、立っているときは腰に負担をかけないようにしましょう。
  • 体幹を強化する運動:腰部の負担を軽減するために、腹筋や背筋を鍛えることが大切です。これにより、体全体のバランスが整い、腰への負担が減ります。
  • 無理な動作を避ける:物を持ち上げる際や体をひねる動作では、腰に過度の負担をかけないように注意しましょう。物を持ち上げる時は、膝を曲げて腰を使わずに、脚の力を使うことが大切です。

腰痛や肩こりなどお悩みの方は是非当院にご相談下さい。