腰痛と姿勢の関係

2024年12月3日

こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。

今回は腰痛と姿勢の関係についてご紹介致します。

腰痛と姿勢の関係 ~整骨院でのアプローチ~

腰痛は、現代社会で多くの人が悩んでいる症状であり、その原因の一つとして「姿勢の悪さ」があります。姿勢が悪いと、腰への負担が大きくなり、痛みを引き起こすことがあります。ここでは、腰痛と姿勢の関係を説明し、整骨院での治療方法についてもご紹介します。

腰痛と姿勢の関係

腰痛の原因はさまざまですが、姿勢が悪いことがその大きな原因の一つです。日常的に不良姿勢を続けていると、腰の筋肉や靭帯に過度な負担がかかり、痛みを引き起こします。

  1. 猫背: 猫背は、背中が丸くなり、肩が前に出てしまう姿勢です。猫背の状態が続くと、腰椎(腰の骨)にも影響が及びます。背中が丸まることで、腰にかかる重心が前方に移動し、腰椎に過剰な負担がかかります。この状態が続くと、腰痛を引き起こしやすくなります。

  2. 反り腰: 反り腰は、骨盤が前に傾きすぎて腰が過度に反った姿勢です。骨盤が前傾すると、腰椎に不自然な圧力がかかり、腰痛を引き起こすことがあります。反り腰の状態が続くと、腰の筋肉が疲れやすくなり、痛みを感じることが増えます。

  3. 長時間同じ姿勢: デスクワークや立ち仕事などで長時間同じ姿勢を続けていると、腰に負担がかかります。特に前かがみの姿勢を続けると、腰椎や周りの筋肉に過剰なストレスがかかり、腰痛が引き起こされます。

  4. 偏った荷重: 片方の肩にバッグをかけるなど、体の片側に偏った荷重をかけると、腰に不均等な負担がかかり、痛みが生じることがあります。このような不均衡な姿勢が続くと、腰痛の原因となります。

整骨院での腰痛治療

整骨院では、腰痛の治療において姿勢改善を中心にアプローチします。姿勢を正すことが、腰痛の軽減や予防につながります。以下は、整骨院で行う治療方法です。

1. 姿勢指導と改善

整骨院では、まず患者さんの姿勢を確認し、どのような姿勢が腰に負担をかけているのかを評価します。猫背や反り腰など、姿勢の問題が原因となっている場合、その改善方法を指導します。正しい姿勢を保つためのポイントを伝え、日常生活で意識的に改善するようサポートします。

  • 立ち姿勢: 立っているときは、肩の位置が耳と一直線になるように意識します。腰を反らせすぎず、骨盤を正しい位置に保つことが大切です。
  • 座り姿勢: 座るときには、椅子に深く座り、背中を背もたれにしっかりとつけ、足をしっかりと床に着けるようにしましょう。長時間のデスクワークでは、定期的に休憩を取り、姿勢をリセットすることが重要です。

2. 手技療法(マッサージ、ストレッチ)

整骨院では、手技療法を用いて筋肉をほぐし、緊張を解消します。腰の周りの筋肉が硬くなると、痛みが増すことがありますので、筋肉を柔らかくするためにマッサージやストレッチが行われます。また、姿勢の改善を助けるために、背中や骨盤周りの筋肉を強化するストレッチやエクササイズも取り入れられます。

3. 骨盤調整

骨盤が歪んでいると、腰に負担がかかりやすくなります。整骨院では、骨盤の歪みを調整するための治療を行います。骨盤調整により、腰にかかる負担が軽減され、痛みの予防や改善につながります。特に、反り腰や骨盤前傾が原因となる腰痛には効果的です。

4. 物理療法(温熱療法、電気療法)

整骨院では、物理療法を使用して腰痛を和らげることもあります。温熱療法では、温かいパッドやホットパッドを使用して血行を促進し、筋肉の緊張を緩和します。また、電気療法(低周波治療)を用いて、深部の筋肉を刺激し、痛みを軽減することができます。

5. 運動療法(リハビリテーション)

腰痛が改善してきた段階では、再発防止のために運動療法が行われます。腰の筋力を強化するためのエクササイズを通じて、筋肉の柔軟性とバランスを取り戻し、再び痛みを引き起こさないようにします。特に、腹筋や背筋を鍛えることで、腰にかかる負担を減らし、腰痛の予防ができます。

 

腰痛や肩こりなどお悩みの方は是非当院にご相談下さい。