腕の痺れ原因
2025年02月15日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回は腕の痺れの原因についてご紹介致します。
腕の痺れの原因と整骨院での治療法
腕の痺れは、手や腕に感じる不快な感覚で、一般的には「チクチク」とした感覚や「ジーン」とした感じが伴います。この症状は、単なる一時的な不調から、深刻な病気が隠れている場合まで様々な原因があります。腕の痺れを感じると、日常生活に支障をきたすことがあるため、早期に原因を特定し、適切な治療を受けることが重要です。整骨院では、腕の痺れに対して様々な治療法を提供しており、根本的な原因を改善することを目指しています。
1. 腕の痺れの主な原因
腕の痺れが生じる原因は、神経、筋肉、骨などさまざまな要素が絡み合っています。以下は、腕の痺れの主な原因です。
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頚椎(けいつい)からの神経圧迫
頚椎は首の骨で、ここから出る神経が腕に向かって伸びています。頚椎の変形や椎間板ヘルニアが原因で神経が圧迫されると、腕や手に痺れが生じます。特に長時間同じ姿勢でいることが多い人や、姿勢が悪い人に多く見られます。 -
胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)
腕の痺れを引き起こすもう一つの原因は、胸郭出口症候群です。これは、首から腕にかけての神経や血管が圧迫されることで、腕に痺れや痛みが生じる状態です。長時間のパソコン作業や肩こりが影響することがあります。 -
肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)
肘の内側を通る神経(尺骨神経)が圧迫されることで、腕や手の痺れや痛みが発生します。肘を頻繁に曲げたり、長時間圧迫を受けたりすると、症状が現れやすくなります。 -
手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)
手首の手根管を通る神経が圧迫されると、手や腕に痺れが現れます。長時間のタイピングやスマートフォンの使用、手を酷使する仕事が原因となることが多いです。 -
筋肉の緊張やこり
腕の筋肉が緊張し、血行が悪くなることでも痺れを感じることがあります。特に肩や背中の筋肉の硬直が原因となることが多く、肩こりが進行すると腕にも痺れが広がります。 -
糖尿病や脳卒中の影響
糖尿病や脳卒中などの疾患によっても、腕の痺れが引き起こされることがあります。これらの病気では、神経が障害されるため、腕の痺れが一時的または持続的に現れることがあります。
2. 整骨院での治療法
整骨院では、腕の痺れを改善するために、体のバランスを整え、筋肉や神経に対するアプローチを行います。以下は、整骨院で行われる主な治療法です。
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手技療法(マッサージ・指圧)
手技療法は、筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することで痺れの改善を目指します。特に肩や背中、首の筋肉にアプローチすることで、腕への影響を軽減することができます。筋肉のこりを解消することで、神経への圧迫を減らし、痺れを改善します。 -
矯正療法(骨盤・頚椎矯正)
頚椎や骨盤の歪みが腕の痺れを引き起こすことがあります。整骨院では、姿勢の歪みを矯正することで、神経の圧迫を軽減し、痺れを改善します。特に頚椎の矯正は、首から腕にかけての神経伝達を正常化するために重要です。 -
電気療法(低周波治療)
低周波治療器を使用して、筋肉に微弱な電気刺激を与え、筋肉の緊張をほぐします。これにより血行が改善され、痺れや痛みを軽減することができます。特に慢性的な筋肉の硬直や神経の圧迫による症状には有効です。 -
温熱療法
温熱療法は、筋肉や関節を温めることで血行を促進し、痛みや痺れを和らげる治療法です。特に肩や背中、首の筋肉の緊張が原因である場合、温めることによって筋肉の柔軟性を回復させ、痺れを軽減することができます。 -
ストレッチや運動療法
整骨院では、ストレッチや軽い運動療法を通じて、筋肉の柔軟性を保ち、姿勢を改善する方法も指導されます。正しい姿勢を維持することで、神経の圧迫を防ぎ、腕の痺れを予防することができます。
3. 整骨院での治療の効果
整骨院での治療を受けることで、腕の痺れの根本的な原因を改善することができます。特に、筋肉の緊張や姿勢の歪みが原因の場合、手技療法や矯正療法が効果的です。また、血行を促進することで、痺れが軽減し、痛みが和らぐことがあります。治療を受けることで、痺れが改善するだけでなく、再発防止にもつながります。
お身体でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。