肩関節の痛みの原因
2025年04月16日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回は肩関節の痛みの原因についてご紹介致します。
【肩関節の痛みの主な原因】
1. 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
中高年に多く見られる症状で、肩関節周囲の組織に炎症が起こることで痛みと可動域の制限が現れます。特に、服を着替える、髪を結ぶ、背中に手を回すといった動作が困難になります。自然に治ることもありますが、放っておくと長期間にわたり症状が続くこともあります。
2. 腱板炎・インピンジメント症候群
肩の動きを支える「腱板(けんばん)」という筋肉や腱に炎症が起こることで痛みが生じます。特にスポーツや力仕事をしている人、繰り返し腕を使う動作が多い人に起こりやすいのが特徴です。肩を上げたときに鋭い痛みを感じることがあります。
3. 姿勢の悪さや体のゆがみ
長時間のデスクワークやスマホの使用などにより、猫背や巻き肩といった姿勢不良が習慣化すると、肩周囲の筋肉に余計な負担がかかります。その結果、筋肉が硬くなり、血流が悪くなって痛みを引き起こします。
4. 外傷や急な動作による損傷
転倒やスポーツ中の接触などによって、肩関節を捻挫したり、筋肉や靭帯を痛めたりすることもあります。痛みの程度によっては動かせなくなることもありますので、早期の対処が重要です。
【整骨院での主な治療法】
整骨院では、問診や動作確認を通じて痛みの原因を特定し、一人ひとりの症状に合わせた施術を行います。
■ 手技療法(マッサージ・筋膜リリース・関節調整など)
筋肉の緊張をほぐし、関節の動きを改善するために手技を用いてアプローチします。硬くなった筋肉や癒着した筋膜を緩めることで、痛みの緩和と可動域の改善が期待できます。
■ 電気療法(低周波・干渉波など)
炎症のある部位や筋肉の深層に対して電気刺激を与え、血流を促進し、痛みを軽減させます。リラックス効果もあり、慢性的な肩こりにも効果的です。
■ 姿勢矯正・骨盤矯正
体のゆがみが原因で肩に負担がかかっている場合には、背骨や骨盤のバランスを整える矯正を行います。全身のバランスが整うことで、肩への負担が軽減され、再発予防にもつながります。
■ ストレッチ・運動指導
症状や体の状態に合わせて、自宅でできるストレッチや筋力トレーニングも提案されます。セルフケアを取り入れることで、施術の効果を持続させることができます。
肩関節の痛みにお悩みの方は是非当院にご相談下さい。