肘の痛み
2025年10月23日
こんにちは。 ひろがる接骨院・鍼灸院花田院です。
今回は肘の痛みについてご紹介致します。
肘(ひじ)の痛みは、日常生活の中で誰にでも起こりやすい症状のひとつです。重いものを持つ、ドアを開ける、パソコン作業や家事を続ける、スポーツで腕を使うなど、さまざまな場面で肘の関節や筋肉に負担がかかります。初めは「少し痛いだけ」と感じていても、放っておくと痛みが強くなり、腕を動かすのがつらくなることもあります。
肘の痛みの原因は一つではなく、筋肉や腱の炎症、関節の使いすぎ、姿勢や動作のクセなどが関係しています。代表的な症状としては、テニス肘(外側上顆炎)、ゴルフ肘(内側上顆炎)、肘関節の捻挫、打撲、神経の圧迫などがあります。
■ 肘の痛みの主な原因と症状
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テニス肘(外側上顆炎)
肘の外側に痛みが出る症状で、ラケットスポーツだけでなく、パソコンのマウス操作や料理、掃除など日常動作でも起こります。物を持ち上げる、ドアノブをひねる、ペットボトルのふたを開ける動作で痛みが出るのが特徴です。 -
ゴルフ肘(内側上顆炎)
肘の内側に痛みが出る症状で、ゴルフスイングのような動作や、物を強く握る作業を続ける人に多く見られます。 -
使いすぎや筋肉の疲労
長時間のデスクワークや家事で腕を繰り返し使うと、肘周辺の筋肉が疲労し、炎症を起こすことがあります。 -
打撲や転倒によるケガ
転んだときに手をついたり、肘をぶつけたりして痛めるケースもあります。腫れや内出血がある場合は、早めの処置が必要です。 -
姿勢の歪みや関節のねじれ
肩や手首、背中など体の他の部分のバランスが崩れていると、肘に負担がかかり、痛みが出ることもあります。
■ 整骨院での治療の流れ
整骨院では、まず問診と検査を行い、痛みの原因を詳しく調べます。どんな動作で痛むのか、いつから症状が出たのかを丁寧に聞き取り、肘だけでなく肩や手首、姿勢のバランスまで確認します。原因を特定したうえで、一人ひとりに合った治療を行います。
主な治療法は以下の通りです。
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手技療法(マッサージ・ストレッチ)
肘まわりや腕、肩の筋肉をやさしくほぐして血流を改善し、炎症や痛みを和らげます。硬くなった筋肉を緩めることで、関節の動きがスムーズになります。 -
電気治療・温熱療法
電気や温熱を使って筋肉や腱の緊張を緩め、炎症を抑えます。急性期には炎症を鎮める目的で冷却を行う場合もあります。 -
関節の調整・矯正
肘の動きを制限している関節のズレやバランスを整えることで、負担を減らし、回復を早めます。肩や手首、骨盤のゆがみを整えることも効果的です。 -
テーピング・サポーターの使用
痛みを和らげ、動作時の負担を軽減するためにテーピングやサポーターを用いることもあります。 -
運動指導・ストレッチ指導
症状が落ち着いてきたら、再発防止のために筋力をつけるトレーニングや、自宅でできるストレッチを指導します。正しい使い方を身につけることで、再び痛みが出にくい体を作ります。
■ 早期治療と予防の大切さ
肘の痛みは、早めに治療を始めることで改善が早くなります。「少し痛いけど我慢できる」と放置すると、筋肉や腱の炎症が慢性化し、治るまでに時間がかかってしまうこともあります。また、痛みをかばって手首や肩、首まで痛めてしまうケースもあります。
整骨院では、痛みを和らげるだけでなく、痛みが起こった原因を探り、根本的な改善を目指します。普段の姿勢や動作のクセを見直すことで、再発を防ぐことができるのです。
また、スポーツをしている方には、フォームの指導やケア方法のアドバイスも行います。運動前後のストレッチや正しい体の使い方を身につけることで、パフォーマンスの向上にもつながります。
肘の痛みでお悩みの方は是非当院にご相談下さい。










