肘の痛みの原因

2025年04月19日

こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。

今回は肘の痛みの原因についてご紹介致します。

肘の痛みの原因と整骨院での治療について

肘の痛みは、日常生活や仕事、スポーツなど、さまざまな場面で起こりやすい症状のひとつです。特に腕や手をよく使う人にとっては、肘の不調は動作全体に影響するため、早めの対処が大切です。ここでは、肘の痛みの原因と整骨院で行われる治療についてわかりやすく説明します。

肘の痛みの主な原因

  1. 使いすぎ(オーバーユース)

     日常的にパソコン作業やスマホ操作、料理や掃除などの家事、重いものを持つ仕事などをしていると、肘の関節や筋肉に負担が蓄積されます。これにより、炎症や筋肉・腱の損傷が起こり、痛みが出ることがあります。

  2. スポーツによる負担

     肘の痛みで特によく知られているのが「テニス肘(外側上顆炎)」と「ゴルフ肘(内側上顆炎)」です。これらは、繰り返しのスイング動作などで肘周辺の筋肉や腱が酷使され、炎症を起こして痛みが生じるものです。スポーツをしていなくても、似たような動作が原因で同様の症状が出ることがあります。

  3. 加齢や筋力の低下

     年齢を重ねると筋肉や腱の柔軟性が低下し、関節のクッション性も落ちます。その結果、ちょっとした動作でも痛みが出やすくなります。

  4. 姿勢や身体の使い方のクセ

     肩や手首、背中などとの連動がうまくいかないと、動作の中で肘に余計な負担がかかります。特に猫背や巻き肩といった姿勢の乱れがあると、肘周りの筋肉に常に緊張がかかりやすくなります。

整骨院での治療

整骨院では、肘の痛みの根本原因を探し、体全体のバランスを整えることで痛みを軽減し、再発を防ぐ施術を行います。以下は主な治療内容です。

  • 手技療法(マッサージ・整体)

     肘の周りだけでなく、腕・肩・背中など広い範囲の筋肉や関節の動きをチェックし、硬くなった筋肉や腱をほぐして血行を促進します。これにより、炎症を抑え、回復を早める効果が期待できます。

  • 姿勢や動作の矯正

     身体全体のバランスを調整し、肘に過剰な負担がかからないようにします。骨盤や背骨、肩の位置を正すことで、正しい動作ができるようになります。

  • 物理療法(電気治療・超音波治療など)

     痛みや炎症が強い場合には、電気や超音波を使った治療で、神経の興奮を抑えたり、細胞の修復を促したりします。

  • テーピング・サポーターの使用

     日常生活で肘をサポートするために、適切なテーピングやサポーターが用いられることもあります。これにより、患部を安静に保ちながら回復を促します。

  • ストレッチや運動指導

     硬くなった筋肉の柔軟性を回復し、再発を防ぐために、家庭でもできるストレッチやエクササイズを指導してくれる場合があります。

肘の痛みでお悩みの方は是非当院にご相談下さい。