打撲の治療
2025年03月16日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回は打撲の治療についてご紹介致します。
打撲とは、外部からの衝撃や圧力によって、体の組織(筋肉、皮膚、血管など)が損傷を受けるケガの一つです。打撲は、スポーツや事故、転倒などによって頻繁に発生します。打撲を受けると、患部に痛み、腫れ、内出血(青あざ)が生じることが一般的です。このような症状を軽減し、回復を促進するために、整骨院での治療が効果的です。
整骨院での治療内容
整骨院では、打撲による痛みや腫れを和らげ、早期回復を目指すための専門的な治療が行われます。具体的には以下のような方法があります。
1. 手技療法(マッサージ・徒手療法)
整骨院の治療の基本となるのが、手技療法です。手技療法には、筋肉や関節の状態を改善するために行う「マッサージ」や、関節の可動域を改善するための「徒手療法」があります。これにより、筋肉のこわばりをほぐし、血行を良くすることで、回復が促進されます。
2. アイシング(冷却療法)
打撲直後に最も重要なのがアイシングです。冷却療法を行うことで、腫れや内出血を抑え、炎症を軽減することができます。冷やすことで血管が収縮し、出血を防ぐ効果があります。整骨院では、患部に適切な温度でアイスパックを当てることで、早期に症状を軽減します。
3. 電気療法
電気療法は、電気を使って筋肉や神経を刺激し、痛みを緩和する治療法です。特に低周波治療や中周波治療が一般的に使われます。これにより、血行が促進され、筋肉の緊張がほぐれると同時に、痛みが軽減される効果があります。
4. 超音波療法
超音波療法は、音波を用いて深部の組織に刺激を与える治療法です。この治療法により、血流が改善され、組織の修復が早く進むとされています。超音波によって痛みの原因となる炎症を軽減する効果が期待できます。
5. テーピング
打撲を受けた部位に対して、テーピングを行うこともあります。テーピングは、関節や筋肉をサポートし、動きやすさを保ちながら安定させる役割があります。また、打撲による腫れを抑えるためにも効果的です。テーピングを行うことで、さらに回復を促進することができます。
6. 温熱療法
打撲の症状が改善されてきた段階で、温熱療法(ホットパッドや赤外線治療など)が用いられることもあります。温めることで血行が改善され、回復が促進されるとともに、筋肉の緊張がほぐれます。温熱療法は、回復の後半段階で用いられることが多いです。
打撲治療の注意点
整骨院での治療は非常に効果的ですが、注意点もあります。打撲を受けた直後は、無理に患部を動かさないことが大切です。過度な負担をかけると、傷ついた組織がさらに悪化してしまうことがあります。また、打撲がひどくなる前に早期に治療を受けることが重要です。早期の治療を受けることで、回復が早く進み、後遺症を防ぐことができます。
整骨院での治療の流れ
整骨院に行くと、まずは医師や治療師による問診と視診・触診が行われます。これにより、打撲の程度や痛みの場所、腫れの具合などが確認されます。治療が開始されると、痛みの軽減を目指して、上述した手技療法や電気療法などが行われます。場合によっては、定期的な通院が必要になることもあります。
打撲でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。