手指の痺れの原因
2025年03月19日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回は手指の痺れの原因についてご紹介致します。
手指の痺れは、手や指に感じる不快な感覚で、麻痺やジンジン、ピリピリとした感覚を伴うことがあります。この症状は、神経が圧迫されたり、損傷を受けたりすることで引き起こされることが一般的です。手指の痺れは、一時的なものから慢性的なものまでさまざまなケースがあります。場合によっては、手指の動きに制限が生じることもあり、生活の質に大きな影響を及ぼすことがあります。
手指の痺れの原因
手指の痺れにはいくつかの原因がありますが、代表的なものを挙げてみましょう。
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神経の圧迫
手首や首の部分で神経が圧迫されることが多く、これが痺れの原因になります。例えば、頚椎椎間板ヘルニアや胸郭出口症候群、または手根管症候群などが考えられます。これらは、神経が圧迫されることにより、手指に痺れや痛みが生じる症状です。 -
糖尿病
糖尿病の合併症である糖尿病性神経障害が原因で、手指や足指の痺れが現れることがあります。高血糖が神経を傷つけ、末梢神経に影響を与えます。 -
過度の使いすぎや姿勢の悪さ
長時間同じ姿勢でいたり、手を酷使したりすることで神経に圧力がかかり、手指の痺れが発生することがあります。例えば、スマホやパソコンを長時間使っていると、手や腕の神経が圧迫され、痺れが出ることがあります。 -
外的な怪我や炎症
骨折や脱臼、筋肉や靭帯の炎症によっても手指の痺れが起こることがあります。これらの外傷が神経に影響を与えると、痺れを感じることがあります。
整骨院での治療方法
手指の痺れを改善するために、整骨院で受けられる治療方法には、手技療法や鍼灸、運動療法などがあります。これらは、手指の痺れの原因を取り除き、神経の圧迫や炎症を軽減し、回復を促進することを目的としています。
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手技療法(マッサージやストレッチ)
整骨院では、手や腕の筋肉を緩めるために、マッサージやストレッチが行われることがあります。これにより、筋肉の緊張が緩和され、神経の圧迫が軽減されることがあります。特に、頚椎や手根管に関連する神経圧迫が原因である場合、周囲の筋肉や靭帯をほぐすことで症状の改善が期待できます。 -
鍼灸治療
鍼灸は、経絡に沿ったツボに細い針を刺すことで、体内のエネルギーの流れを整え、血行を改善する方法です。鍼灸は、神経の働きを正常化させることができるため、手指の痺れに効果がある場合があります。特に、長期間続く痺れに対して有効とされています。 -
超音波療法や温熱療法
超音波療法は、音波を使って筋肉や関節の深部に働きかけ、痛みや痺れを軽減する治療方法です。また、温熱療法も血行を促進し、筋肉のこりをほぐして痺れを改善する効果があります。これらの治療法は、神経の圧迫を軽減するために役立つことがあります。 -
運動療法
整骨院では、神経の圧迫を予防するためのストレッチやエクササイズの指導が行われます。特に、首や肩の筋肉を強化するエクササイズが有効です。正しい姿勢を保ち、筋力を高めることで、手指の痺れの再発を防ぐことができます。
整骨院で治療を受ける際のポイント
手指の痺れが長引いている場合や、症状がひどくなる前に整骨院での治療を受けることが重要です。早期に治療を行うことで、症状の悪化を防ぎ、回復を早めることができます。整骨院では、症状に合わせた治療計画を立ててくれるため、個別に対応してもらうことができます。
また、治療後に生活習慣や運動方法、姿勢改善に関するアドバイスを受けることで、再発を予防することができます。整骨院での治療は、手指の痺れを軽減するだけでなく、根本的な原因を解決する手助けにもなります。
手指の痺れでお悩みの方は是非当院にご相談下さい。