巻き肩
2024年11月14日
こんにちは! 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回は巻き肩についてご紹介致します。
巻き肩とは、肩が前方に巻き込むように内側へ丸まった状態を指し、猫背や姿勢の悪化が関係することが多いです。この姿勢は肩が自然な位置からずれているため、肩こりや首の痛み、頭痛、さらには呼吸が浅くなるなどの不快な症状を引き起こすことがあります。巻き肩の原因はさまざまで、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、運動不足、筋力のアンバランスなどが挙げられます。特に胸の筋肉(大胸筋や小胸筋)が硬くなり、背中の筋肉(肩甲骨周りの筋肉)が弱くなることで、肩が内側に巻き込みやすくなります。
巻き肩の改善には、まず姿勢を意識し、肩を自然な位置に戻すことが重要です。肩甲骨を引き寄せるような動きで背中を伸ばし、胸を開く姿勢を意識することで、巻き肩の予防に役立ちます。たとえば、胸のストレッチや肩甲骨周りの筋力トレーニングが効果的です。具体的には、胸を壁や柱に押し付けて伸ばすストレッチや、肩甲骨を寄せる運動が有効です。また、デスクワーク時には、背筋を伸ばして肩が前に出ないように心がけ、画面の位置や椅子の高さを調整して、正しい姿勢を保ちやすくすることもポイントです。
さらに、巻き肩が癖になっている場合は、インナーマッスルの強化や筋膜リリースなども効果があります。肩甲骨の安定性を高めることで、肩の自然な位置を保ちやすくし、長期的な改善につなげられます。また、整体やストレッチ専門のサロンなどで、プロのアドバイスを受けるのも効果的です。巻き肩は姿勢や筋力のバランスを見直すことで改善が可能なので、日常生活に正しい姿勢と適度な運動を取り入れることが大切です。
巻き肩にお悩みの方は是非当院にください。