巻き肩治療
2025年06月27日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回は巻き肩の治療についてご紹介致します。
巻き肩とは、肩が前方に丸まっている状態を指します。本来、肩は耳の真下あたりに位置しているのが理想的ですが、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、猫背などの悪い姿勢が原因で、肩が前に出てしまいます。見た目が悪くなるだけでなく、首や肩のコリ、頭痛、呼吸の浅さ、自律神経の乱れなど、さまざまな不調を引き起こすこともあります。
巻き肩の主な原因
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長時間の前傾姿勢:パソコン作業やスマホを見る姿勢などで、自然と肩が前に出る。
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筋肉のバランスの乱れ:大胸筋など前側の筋肉が硬くなり、背中側の筋肉(僧帽筋、菱形筋など)が弱くなる。
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呼吸の浅さやストレス:胸が縮こまり、自然と巻き肩に。
整骨院での巻き肩治療
整骨院では、単に症状を緩和するのではなく、根本的な原因にアプローチする施術が行われます。
1. 姿勢評価と原因の特定
まず、体のバランスや姿勢をチェックし、巻き肩の度合いや原因となっている筋肉や関節の問題を評価します。
2. 手技療法(整体・筋膜リリースなど)
前側に緊張している筋肉(大胸筋、肩甲下筋など)をゆるめ、背中側の筋肉を活性化させるための手技を行います。また、肩甲骨の動きを良くすることで、自然な姿勢に導きます。
3. 骨格矯正
背骨や肩甲骨周辺の骨格の歪みを整えることで、体全体のバランスを改善。特に胸椎(背中の上部)や頚椎(首の骨)の動きを良くすることが重要です。
4. 筋肉バランスの調整・トレーニング指導
整骨院によっては、インナーマッスルを鍛えるエクササイズや、自宅でできるストレッチを指導する場合もあります。これにより、施術後も正しい姿勢を維持しやすくなります。
5. 日常生活へのアドバイス
デスクワーク時の姿勢、スマホの使い方、正しい立ち方・座り方など、巻き肩を悪化させない生活習慣の指導も受けられます。
巻き肩治療の効果と継続の大切さ
1回の施術で姿勢が良くなると感じる方もいますが、長年のクセがある場合は、定期的な通院とセルフケアの継続が重要です。症状が軽減するだけでなく、見た目の印象が変わり、肩こりや頭痛の改善、自律神経の安定、呼吸のしやすさなど、さまざまな効果が期待できます。
巻き肩でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。