巻き肩原因
2025年05月29日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回は巻き肩の原因についてご紹介致します。
巻き肩の原因と整骨院での治療について
現代人に多く見られる「巻き肩」は、見た目の姿勢の悪さだけでなく、肩こり・頭痛・呼吸の浅さ・自律神経の乱れなど、さまざまな体の不調につながる原因の一つです。整骨院ではこの「巻き肩」に対して、根本からの改善を目指した治療を行っています。
巻き肩とは?
巻き肩とは、両肩が前方に丸まり、肩の位置が本来より内側に入ってしまっている状態を指します。横から見たときに、耳と肩のラインがまっすぐにならず、肩が耳より前に出ているのが特徴です。この姿勢が続くと、背中が丸まり、猫背やストレートネックといった他の不良姿勢も引き起こす原因となります。
巻き肩の主な原因
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長時間のデスクワークやスマートフォンの使用
長時間前かがみの姿勢をとることで、胸の筋肉(大胸筋や小胸筋)が縮こまり、肩が内側に引っ張られてしまいます。また、背中や肩甲骨周りの筋肉が使われず、弱くなってしまうことも原因となります。 -
筋肉のアンバランス
胸の前側の筋肉が緊張し、逆に背中側(肩甲骨まわり)の筋肉が弱くなっていると、肩が自然と前に引っ張られる状態が習慣化します。 -
運動不足やストレッチ不足
体を動かす機会が減ると、筋肉が固くなり、関節の動きも悪くなります。特に肩甲骨まわりの柔軟性が失われることで、巻き肩が固定されやすくなります。 -
精神的ストレスや呼吸の浅さ
ストレスや緊張が続くと、人は無意識に前かがみの姿勢をとる傾向があります。また、呼吸が浅くなると胸が広がらず、巻き肩の状態がさらに助長されます。
整骨院での治療内容
整骨院では、巻き肩の原因を見極めたうえで、以下のような施術を組み合わせて行います。
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姿勢・骨格の矯正
巻き肩は肩だけの問題ではなく、背骨や骨盤、肩甲骨など全体のバランスが崩れていることが多いです。整骨院では、体全体の歪みを整えることで、肩が自然な位置に戻るようサポートします。 -
筋肉の調整(手技療法)
胸の前の縮こまった筋肉を緩める一方で、背中や肩甲骨周りの弱くなった筋肉を活性化させる施術を行います。これにより、前に引っ張られていた肩が正しい位置に戻りやすくなります。 -
肩甲骨はがし・ストレッチ
固まった肩甲骨の可動域を広げることで、背中の筋肉が正しく働けるようになります。施術中に「肩甲骨はがし」と呼ばれるテクニックを用いることもあります。 -
呼吸指導・セルフケアのアドバイス
巻き肩を改善するには、正しい呼吸や日常の姿勢も重要です。整骨院では、深い腹式呼吸やデスクワーク中の姿勢改善、家でできるストレッチなど、セルフケアの指導も丁寧に行われます。 -
再発防止のための運動指導
巻き肩は元に戻りやすいため、日常的な筋力トレーニングやストレッチが重要です。整骨院では、患者さんの状態に合わせて簡単にできる運動を提案し、再発予防をサポートします。
整骨院での治療を受けるメリット
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薬に頼らず自然に改善できる
体に負担をかけず、根本的な姿勢の改善を目指せるのが整骨院の特徴です。 -
一人ひとりに合わせた施術
姿勢や筋肉の状態は人によって異なるため、整骨院では個別に合わせたオーダーメイドの施術が可能です。 -
再発を防ぐアフターケア
施術だけでなく、生活習慣の見直しや自宅でのケアまでサポートしてくれるのも魅力の一つです。
巻き肩でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。