坐骨神経痛の症状
2025年06月27日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回は坐骨神経痛の症状についてご紹介致します。
坐骨神経痛とは、腰から足にかけて伸びる「坐骨神経」が何らかの原因で圧迫・刺激されることによって起こる痛みやしびれの症状です。デスクワークや長時間の立ち仕事、運動不足、姿勢の悪さなどが原因で発症することが多く、年齢を問わず多くの人が悩まされています。
坐骨神経痛の主な症状
坐骨神経は、腰椎(腰の骨)から骨盤、お尻、太もも、ふくらはぎを通って足先までつながっています。この神経に沿って現れる症状としては:
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お尻や太ももの裏の痛み・しびれ
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足先までの放散痛(ピリピリ、ズキズキ)
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長時間座ると痛みが増す
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歩いていると足に力が入らない
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足が重だるく感じる
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前かがみや立ち上がり動作で悪化
これらの症状は片足に出ることが多く、日常生活や仕事に支障をきたすこともあります。
原因は「神経の圧迫」と「体のゆがみ」
坐骨神経痛の原因はさまざまですが、主に次のようなものが挙げられます:
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腰椎椎間板ヘルニア
椎間板が飛び出して神経を圧迫 -
腰椎の変形(脊柱管狭窄症など)
加齢による骨の変化が原因 -
筋肉の緊張(梨状筋症候群など)
お尻の深い筋肉が硬くなり、神経を締めつける -
骨盤のゆがみや姿勢不良
日常のクセによる身体のバランスの崩れ
痛みの原因は1つではなく、複数の要因が絡んでいることもあります。
整骨院での坐骨神経痛治療
整骨院では、症状の原因をしっかり見極めたうえで、痛みの緩和と再発防止を目的とした施術を行います。
1. 問診・姿勢チェック・検査
まずは痛みの部位や強さ、どのような動きで悪化するかを詳しく確認。姿勢や骨盤の傾き、筋肉の緊張などもチェックして原因を特定します。
2. 骨盤・背骨の矯正
骨格のゆがみを整えることで、神経や血管への圧迫を緩和します。特に骨盤と腰椎のバランスを正しく整えることが重要です。
3. 筋肉へのアプローチ(手技・ほぐし)
お尻や腰周りの緊張した筋肉をやさしくほぐすことで、神経への圧迫を和らげ、血行を促進します。これにより、痛みやしびれが軽減しやすくなります。
4. ストレッチ・運動療法
硬くなった筋肉を伸ばし、柔軟性を高めることで再発防止につながります。自宅でできる簡単なストレッチや体操を指導してくれる院もあります。
5. 日常生活のアドバイス
長時間の座り方、立ち方、歩き方、寝具の選び方など、生活習慣の見直しも大切です。整骨院では、体に負担をかけない動き方のアドバイスも行っています。
早期治療と継続的なケアが大切
坐骨神経痛は、放置すると慢性化し、日常生活に支障が出るだけでなく、痛みやしびれが強くなる場合もあります。早めに整骨院でケアを受けることで、痛みをやわらげるだけでなく、再発しにくい体づくりができます。
特に整骨院の施術は、薬や注射に頼らず、自然な形で体を整えていくため、身体への負担が少なく、安心して受けられるのが大きなメリットです。
坐骨神経痛でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。