坐骨神経痛の症状
2025年07月3日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回は坐骨神経痛の症状についてご紹介致します。
坐骨神経痛とは、腰から足にかけて伸びている「坐骨神経」が圧迫・刺激されることで生じる痛みやしびれの総称です。病名ではなく「症状名」であり、さまざまな原因によって起こります。
坐骨神経痛の主な症状
坐骨神経痛の特徴的な症状は、以下のようなものがあります。
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腰からお尻、太もも、ふくらはぎ、足先にかけての痛みやしびれ
多くの場合、片側だけに症状が出ます。ピリピリ・ズキズキ・電気が走るような痛みが現れることがあります。 -
長時間座っていると痛みが悪化する
椅子に座った姿勢がつらくなる人も多く、車の運転やデスクワークに支障をきたすことがあります。 -
歩くと足が重く、力が入りづらい
神経が圧迫されることで、脚に力が入らず、歩行に違和感やふらつきが出ることもあります。 -
立ち上がる・かがむときに激痛が走る
特に朝の起き上がりや重いものを持ち上げる動作で強い痛みを感じることがあります。
これらの症状は、日常生活に大きな影響を与えるため、早めの対処が重要です。
坐骨神経痛の主な原因
坐骨神経痛は、以下のような疾患が原因で発症します。
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腰椎椎間板ヘルニア
背骨の間にある椎間板が飛び出し、神経を圧迫することで痛みが出ます。20〜40代に多い原因です。 -
腰部脊柱管狭窄症
背骨の神経の通り道が加齢などで狭くなり、神経を圧迫する状態です。中高年に多く見られます。 -
梨状筋症候群
お尻にある梨状筋が硬くなり、下を通る坐骨神経を圧迫して起こる症状です。姿勢の悪さや長時間の座位が原因になることもあります。 -
骨盤のゆがみや筋肉のバランス崩れ
日常の姿勢や動作のクセにより、骨盤や筋肉の状態が乱れると、坐骨神経にストレスがかかり、痛みやしびれが出ることもあります。
整骨院での坐骨神経痛の治療
整骨院では、坐骨神経痛の根本原因を探り、それに応じた施術を行います。薬や手術を使わない自然療法で、体への負担を減らしながら改善を目指します。
主な治療法は以下の通りです:
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骨盤矯正・姿勢矯正
骨盤や背骨のゆがみを整えることで、神経への圧迫を軽減します。体の軸が整うことで痛みの根本改善が期待できます。 -
筋肉調整・マッサージ療法
硬くなった筋肉や神経周辺の筋を手技でほぐし、血流や神経の通りを改善します。特に梨状筋症候群などに有効です。 -
電気療法(干渉波・低周波など)
痛みのある部位に電気を流すことで、筋肉の緊張を和らげ、痛みを抑える効果が期待されます。 -
ストレッチ・運動療法の指導
再発を防ぐために、患者さんの状態に合わせたストレッチやインナーマッスル強化などのセルフケアも提案されます。 -
インナートレーニング(体幹強化)
姿勢を支える深層筋(インナーマッスル)を鍛えることで、腰や骨盤周りを安定させ、再発しにくい体作りを目指します。
整骨院での治療のメリット
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薬や注射に頼らず、体にやさしい治療が可能
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一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術
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症状の根本原因にアプローチできる
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再発予防の指導も受けられる
坐骨神経痛は放っておくと慢性化し、症状が悪化することもあります。少しでも「おかしいな」と思ったら、早めに整骨院に相談することをおすすめします。
坐骨神経痛でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。