坐骨神経痛の原因
2025年02月13日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回は坐骨神経痛の原因についてご紹介致します。
坐骨神経痛は、腰から足にかけて痛みやしびれを感じる症状で、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。この記事では、坐骨神経痛の原因と、整骨院での治療方法について説明します。
坐骨神経痛とは?
坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫されることによって引き起こされる痛みです。坐骨神経は、腰の下部からお尻、太もも、膝、さらには足にかけて伸びている非常に長い神経です。この神経が圧迫されると、痛みやしびれ、弱さを感じることがあります。多くの人が、腰やお尻、脚に痛みを感じる場合が多く、立ち上がるときや歩くときに特に不快感が増します。
坐骨神経痛の原因
坐骨神経痛は、さまざまな原因によって引き起こされます。代表的な原因として以下のものがあります。
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椎間板ヘルニア 椎間板が劣化して外に飛び出し、周囲の神経を圧迫することで坐骨神経痛が発生します。特に、腰椎(腰の部分)の椎間板が問題となり、痛みやしびれを引き起こすことがあります。
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脊柱管狭窄症 脊柱管とは、脊椎(背骨)の中を通る神経が通るトンネルのことです。このトンネルが狭くなり、神経が圧迫されると、坐骨神経痛が起こることがあります。年齢とともに、脊椎の変形が進み、狭窄症が悪化することがあります。
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筋肉の緊張 腰やお尻の筋肉が過度に緊張すると、坐骨神経が圧迫され、痛みを引き起こすことがあります。特に、長時間同じ姿勢をとることが多い仕事をしている人や運動不足の人に見られやすいです。
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骨盤の歪みや姿勢の悪さ 骨盤や脊椎の歪み、姿勢の悪さが原因で、神経が圧迫されることがあります。悪い姿勢が長期間続くと、筋肉や関節に負担がかかり、坐骨神経痛が発生しやすくなります。
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外傷や事故 交通事故や転倒などの外的な衝撃によって、椎間板や脊椎が損傷し、神経を圧迫することがあります。この場合、急激な痛みが発生することが多いです。
整骨院での治療方法
整骨院では、坐骨神経痛を和らげるためのさまざまな治療法が行われています。以下のようなアプローチが一般的です。
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手技療法(マッサージやストレッチ) 整骨院では、痛みを引き起こしている筋肉のこわばりをほぐすために、手技療法が行われます。これにより、筋肉がリラックスし、神経への圧迫が軽減されます。また、ストレッチを行って筋肉を柔軟に保つことも大切です。特に、腰やお尻、太ももの筋肉をほぐすことで、坐骨神経への負担を軽減できます。
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骨盤矯正や姿勢矯正 骨盤や脊椎の歪みが坐骨神経痛を引き起こすことがあるため、整骨院では骨盤矯正や姿勢矯正を行います。正しい姿勢を保つことで、神経への圧力が軽減され、痛みが和らぐことがあります。矯正治療を受けることで、体のバランスが整い、痛みの予防にもつながります。
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電気療法 電気療法は、筋肉を刺激して血行を促進し、痛みを和らげる治療法です。低周波や中周波を使用して、痛みのある部分に電気を流すことで、筋肉の緊張を緩和し、炎症を抑えることができます。坐骨神経痛に伴う筋肉のこわばりや痛みを軽減するのに有効です。
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温熱療法や冷却療法 痛みがひどい場合、温熱療法や冷却療法が行われることがあります。温熱療法は筋肉の緊張をほぐし、血流を改善することで痛みを緩和します。逆に、急性の炎症がある場合は冷却療法を使って炎症を抑えることがあります。
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運動療法 整骨院では、リハビリの一環として、筋力を強化するための運動療法も行われます。特に、腰やお尻の筋肉を鍛えることで、神経への圧迫を防ぐことができます。運動療法は、予防的な役割も果たし、再発を防ぐために重要です。
お身体でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。