四十肩原因

2025年04月18日

こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。

今回は四十肩の原因についてご紹介致します。

【四十肩の原因と整骨院での対応】

「最近、肩が上がりにくい」「腕を後ろに回すと痛い」「夜中に肩がズキズキして眠れない」──そんな症状に心当たりはありませんか?

それはもしかすると「四十肩(肩関節周囲炎)」かもしれません。四十肩はその名の通り、40代以降の方に多く見られる肩の痛みや可動域制限が起きる症状で、整骨院でも多くの方が相談に訪れるお悩みのひとつです。


■ 四十肩とは?

四十肩は、肩関節の周囲にある筋肉・腱・靱帯・関節包といった組織が加齢や生活習慣により炎症を起こし、痛みや運動制限を引き起こす状態です。正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれ、50代で発症することも多いため「五十肩」とも言われます。


■ 主な原因は?

四十肩の直接的な原因ははっきりとわかっていませんが、以下のような要素が関係しているとされています。

  • 加齢による組織の老化

     肩の腱や筋肉が硬くなり、柔軟性や血流が低下することで炎症が起こりやすくなります。

  • 姿勢の悪さ(猫背・巻き肩など)

     現代人に多い前かがみ姿勢は肩関節に負担をかけ、筋肉のバランスを崩します。

  • 肩を動かさない生活習慣

     デスクワークや運動不足により、肩関節の動きが少ないと、関節包が癒着しやすくなります。

  • 過度な使いすぎや突然の負荷

     スポーツや重い荷物を持ったなど、一時的に肩に大きな負担がかかることで炎症が起こることもあります。


■ 四十肩の症状

  • 肩の痛み(特に腕を上げる・後ろに回す動作)

  • 可動域の制限(服の着脱や髪を結ぶのがつらい)

  • 夜間痛(夜中にズキズキ痛んで眠れない)

  • 時間が経つと痛みは減っても肩が固まる(凍結肩)

これらの症状は数ヶ月から1年以上続くこともあり、放っておくと日常生活に大きな支障をきたします。


■ 整骨院での四十肩への対応

整骨院では、四十肩の状態に合わせて、痛みの軽減・動きの改善・再発予防を目的とした施術を行います。

【急性期】(痛みが強い時期)

  • 肩を無理に動かさず、アイシングや電気治療、温熱療法などで炎症を抑えます。

  • 無理のない範囲で筋肉の緊張をほぐし、血行促進を図ります。

【慢性期】(痛みは落ち着いているが動きが悪い時期)

  • 固まった筋肉や関節の動きを改善するため、ストレッチや手技療法を行います。

  • 肩甲骨まわりや体幹の筋肉も含めた調整を行い、全体の動きをスムーズにしていきます。

【再発予防・姿勢改善】

  • 姿勢や骨格のゆがみを整えることで、肩にかかる負担を軽減します。

  • 自宅でできる簡単なセルフケアやストレッチも指導し、症状の再発を防ぎます。


■ 整骨院を利用するメリット

  • 痛みの段階に合わせた適切な施術が受けられる

  • 身体全体のバランスを整えることで根本改善が期待できる

  • リハビリや再発予防まで一貫してサポートしてもらえる

整骨院では「痛みを取る」だけでなく、「動きやすい体を取り戻す」ことを目標に施術を行います。病院と併用して通う方も多く、薬や注射に頼らず体を整えたいという方にもおすすめです。

四十肩でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。