交通事故肩の痛み

2025年10月14日

こんにちは。 ひろがる接骨院・鍼灸院花田院です。

今回は交通事故肩の痛みについてご紹介致します。

交通事故に遭うと、打撲や骨折といった目に見えるケガだけでなく、肩の痛みのような見えにくい症状があとから出てくることがあります。事故直後は興奮や緊張で痛みを感じにくく、数日経ってから「肩が上がらない」「ズキズキと痛む」「重だるさが取れない」といった症状が出るケースも少なくありません。

肩の痛みを放置すると、可動域が狭くなったり、慢性的な痛みや頭痛、腕のしびれなどにつながることもあります。早期の対応がとても重要です。


なぜ交通事故で肩が痛くなるのか?

交通事故で肩に痛みが出る原因はいくつかあります。

■ むち打ち(頚椎捻挫)

追突事故などで首がムチのようにしなることで、首や肩の筋肉・神経にダメージを受けます。肩こりのような鈍い痛みや、重だるさ、腕への放散痛が出ることもあります。

■ 肩関節の捻挫・筋損傷

シートベルトで身体が固定されることにより、衝撃で肩の関節や筋肉に強い負荷がかかり、痛みが出ることがあります。

■ 骨格や筋肉のバランスの崩れ

事故の衝撃で骨盤や背骨が歪み、姿勢や筋肉の使い方が変わることで、肩周辺に負担がかかり、痛みにつながることもあります。


整骨院での治療内容

整骨院では、国家資格である「柔道整復師」が交通事故による肩の痛みに対して、手技を中心とした自然療法を行います。薬を使わず、身体本来の治癒力を引き出すことが特徴です。

1. 問診と検査

まず、事故の状況や痛みの出方、生活での支障などを丁寧にヒアリング。姿勢や肩の動き、筋肉の状態を検査し、原因を見極めます。

2. 手技療法(マッサージ・調整)

硬くなった筋肉をほぐし、血流やリンパの流れを促進します。また、肩関節や背骨、骨盤の歪みをソフトな手技で整えることで、根本から症状を改善します。

3. 電気療法・温熱療法

痛みや炎症を抑えるために、低周波や干渉波などの電気機器を使った治療も行われます。痛みのある部分に無理な刺激を与えず、回復を促します。

4. テーピング・固定

肩関節を安定させ、動きすぎによる悪化を防ぐために、テーピングや簡易的な固定を行うこともあります。

5. 日常生活のアドバイス

痛みが出ない姿勢のとり方や、肩への負担を減らす動作、自宅でできる軽いストレッチなどもアドバイスしてくれます。


自賠責保険の利用について

交通事故による肩の痛みの治療には、自賠責保険が適用される場合があります。整骨院での治療も対象となり、自己負担0円で通えることがほとんどです。

以下のような費用がカバーされます:

  • 治療費

  • 通院交通費(電車・バス・タクシーなど)

  • 休業損害(仕事を休んだ場合の補償)

保険会社とのやり取りについても、整骨院がサポートしてくれることがありますので、不安なことは早めに相談すると安心です。


痛みが軽いうちから通院を

「少し痛いだけだから」と放っておくと、痛みが慢性化したり、別の部位にまで影響が広がることがあります。交通事故後の肩の痛みは、軽く見ずに、できるだけ早く整骨院で検査・施術を受けることが大切です。

また、整骨院は病院(整形外科)と併用して通院することも可能です。病院での診断と、整骨院での施術を組み合わせることで、より効果的な回復が期待できます。

万が一交通事故に遭われた場合交通事故の治療も行っております。

是非当院にご相談下さい。