交通事故肘の痛み

2025年10月11日

こんにちは。　ひろがる接骨院・鍼灸院花田院です。

今回は交通事故による肘の痛みについてご紹介致します。

交通事故に遭った際、体のどこかに痛みを感じることは多いですが、特に肘の痛みは意外に見落とされがちです。肘は日常生活でよく使う部位の一つであり、交通事故による衝撃で関節や筋肉に負担がかかり、痛みや動きの制限を引き起こすことがあります。

整骨院では、交通事故後の肘の痛みを改善するために、原因にアプローチし、根本的な回復をサポートします。今回は、交通事故による肘の痛みの原因や症状、整骨院での治療方法についてご説明します。

■ 交通事故による肘の痛みの原因

交通事故において、肘に痛みを感じる原因としては以下のようなものがあります。

1. ムチウチ症（頸椎捻挫）による影響

交通事故で首に強い衝撃を受けると、ムチウチ症（頸椎捻挫）を発症することがあります。ムチウチ症は首の痛みだけでなく、肩や肘、手首にまで痛みやしびれが広がることがあります。特に首から腕にかけての筋肉の緊張や血行不良が肘の痛みの原因となります。

2. 肘関節への直接的な衝撃

事故の際、ハンドルに手をついていた、または手を突いて転倒した場合、肘関節に直接的な衝撃が加わることがあります。この衝撃で肘の靭帯や関節包が損傷することがあります。

3. 筋肉や腱の損傷

事故後に腕を無理に動かすことによって、肘を支える筋肉や腱が過度に引っ張られ、筋肉の疲労や腱の炎症が発生します。特に肘の周りの上腕二頭筋や前腕筋群が痛むことがあります。

4. 関節のズレや歪み

衝撃で骨格や関節が一時的にズレたり歪んだりすることがあります。これが長期的な痛みや可動域制限を引き起こすこともあるため、早期に調整することが重要です。

■ 交通事故による肘の痛みの症状

交通事故後に肘の痛みを感じた場合、以下の症状が現れることがあります。

  • 肘を動かすときの痛みや違和感

  • 肘が曲がりにくい・伸ばしにくい

  • 手や指にしびれを感じる

  • 肘周辺の腫れや熱感

  • 肩や首に痛みが広がる

  • 日常生活で肘を使うと痛みが強くなる

痛みが強くなる前に、早めに治療を受けることが回復を早め、後遺症を防ぐためには非常に重要です。

■ 整骨院での治療法

整骨院では、交通事故後の肘の痛みを改善するために、手技療法や物理療法を駆使し、痛みの軽減と機能回復をサポートします。

1. 関節の調整（手技療法）

まずは肘の関節や周辺の骨格を確認し、歪みやズレを整える施術を行います。優れた技術を持った整骨院の施術者が、肘関節の可動域を正常に戻すために、無理なく調整を行います。

2. 筋肉や腱のほぐし

肘周りの筋肉や腱が硬直している場合、マッサージやストレッチで筋肉をほぐし、血行を促進します。これにより、痛みや炎症を緩和し、回復を早めることができます。

3. 温熱療法や電気療法

肘の腫れや炎症がひどい場合は、温熱療法や電気療法を使って血行を良くし、回復を促進します。痛みを軽減し、炎症を抑えるための効果的な方法です。

4. ストレッチや運動療法

回復が進んできた段階では、肘の可動域を広げるストレッチや、肘にかかる負担を減らすための筋力トレーニングを行います。適切な運動指導によって、再発防止にもつながります。

5. 姿勢や動作指導

事故後は無理な動きや姿勢が続くことが多いため、正しい姿勢や動作を指導します。特に肘に負担をかけない動作を身につけることは、痛みの予防にも役立ちます。

■ 治療のタイミングと通院の目安

交通事故後の肘の痛みが軽い場合でも、できるだけ早い段階で整骨院での治療を受けることをおすすめします。痛みを放置しておくと、後遺症が残る可能性もあるためです。

通院の目安としては、最初の1〜2週間は週2〜3回の頻度で通院し、症状が落ち着いてきたら、週1回のペースで通院していくことが一般的です。症状が完全に改善した後も、定期的なメンテナンスを行うことで再発を防ぐことができます。

■ 交通事故後の治療は早期対応がカギ

交通事故後のケガや痛みは、時間が経つと症状が慢性化したり、他の部位に負担がかかって別の問題が発生したりすることがあります。特に肘の痛みは、放置しておくと肩や首、手首にまで影響が広がることがありますので、早期の治療が大切です。

整骨院では、交通事故後のリハビリや治療に特化したアプローチを行い、症状の軽減と回復を目指します。事故後の不安や痛みに悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

万が一交通事故に遭われた場合交通事故の治療も行っております。

是非当院にご相談下さい。