交通事故のむち打ち

2024年11月10日

こんにちは! 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。

本日は交通事故のむち打ちについてご紹介致します。

交通事故による「むち打ち症」は、追突や急停車などで首が鞭のように激しく動くことで発生する頸部(首)の損傷です。症状は人によって異なり、首や肩の痛み、頭痛、めまい、吐き気、腕や手のしびれ、疲労感などが現れます。事故直後は痛みが軽い、もしくは全く感じない場合もありますが、数日後や数週間後に症状が悪化することもあるため注意が必要です。

むち打ち症の治療方法

むち打ち症の治療には、主に整骨院での施術が利用されます。整骨院では柔道整復師という国家資格を持つ施術者が、手技や物理療法を用いて痛みや筋肉の緊張を和らげ、血行を促進する施術を行います。これにより、症状の悪化を防ぎ、回復を早めることが期待されます。

整骨院で行われる一般的な治療法には、以下のようなものがあります。

  1. 手技療法:手で筋肉や関節をほぐし、血流を促進し、筋肉の緊張を緩めます。痛みの軽減や回復力の向上が期待されます。

  2. 電気治療:低周波や超音波などの電気を患部に当てることで、痛みを和らげ、筋肉の緊張を軽減します。

  3. 温熱療法:温熱パッドやホットパックを使用して血流を良くし、筋肉のこわばりや痛みを緩和する効果があります。

  4. 牽引療法:首を軽く引っ張ることで、関節の圧迫を和らげ、痛みの軽減や可動域の改善に役立ちます。

交通事故の治療費について

交通事故によるむち打ち治療の費用は、自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)を適用できる場合があります。これは、加害者側の保険会社が負担するため、被害者が直接費用を負担することはありません。自賠責保険は被害者の通院費用や交通費、休業補償などもカバーするため、治療に専念しやすい環境が整えられています。

治療期間と通院のポイント

むち打ち症の治療期間は症状の重さや個人差によって異なりますが、一般的には数週間から数か月かかることが多いです。定期的に通院し、状態に合わせた施術を受けることで、早期回復が期待できます。症状が軽くなったからといって治療を中断すると、後に症状がぶり返す可能性もあるため、医師や施術者の指導に従い治療を続けることが大切です。

 

当院は交通事故の治療も行っております。

是非当院にご相談下さい。