五十肩身体への影響
2025年02月20日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回は五十肩身体への影響についてご紹介致します。
五十肩(肩関節周囲炎)は、肩の痛みや可動域の制限を伴う疾患で、特に中年以降の人に多く見られます。この症状は、肩の筋肉や腱、靭帯に炎症が生じることで、肩を動かすときに痛みやこわばりを感じるようになります。五十肩は時間とともに悪化することが多く、放置すると日常生活に支障をきたすことがあります。ここでは、五十肩が身体に与える影響と整骨院での治療方法について簡単に説明します。
1. 五十肩の身体への影響
五十肩は、肩の関節周囲の組織に炎症が起き、次第に肩の可動域が制限されていきます。症状が進行すると、腕を上げる、後ろに手を回す、肩を回すといった動作が非常に痛くなります。この状態は、生活の質に大きな影響を与えることがあります。
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痛み:五十肩は特に夜間や朝方に痛みが強くなることが多く、寝返りや腕を動かすだけでも痛みが走ります。痛みが強いと、肩を動かすことを避けるようになり、ますます筋肉が硬直します。
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可動域の制限:肩を上げたり後ろに回したりすることができなくなります。これにより、着替えや髪をとかす、物を持ち上げるといった動作が困難になります。
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筋力の低下:痛みや可動域の制限により、肩を使わなくなるため、筋力が低下し、肩周りの筋肉が萎縮することがあります。これにより、さらに肩が動かしづらくなることがあります。
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生活の不便:日常的な動作に支障をきたし、生活が不便になります。仕事や家事、趣味など、通常行っていた活動が困難になるため、精神的にもストレスを感じやすくなります。
2. 整骨院での治療方法
五十肩の治療には、整骨院で行われるさまざまな方法が効果的です。以下の治療法が主に行われます。
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手技療法(マッサージ):肩周りの筋肉や軟部組織をほぐすため、手技療法が用いられます。これにより、筋肉の緊張を解消し、血行を促進することができます。痛みを和らげ、可動域を回復させるために重要です。
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ストレッチと運動療法:可動域を改善するために、肩のストレッチや筋力強化のための運動が行われます。関節の柔軟性を高め、肩の動きをスムーズにすることが目的です。
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温熱療法や電気治療:痛みが強い場合、温熱療法や電気治療を行うことがあります。温かいパッドや電気を使って筋肉をリラックスさせ、炎症を軽減します。
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姿勢矯正:五十肩が進行する前に、正しい姿勢を保つことが予防につながります。整骨院では、姿勢矯正や体の使い方の指導も行い、肩にかかる負担を減らすアドバイスがされます。
3. 予防と生活習慣
五十肩を予防するためには、日常的に肩周りの筋肉を柔軟に保つことが大切です。軽いストレッチや運動を取り入れることで、肩の柔軟性を維持できます。また、肩に負担をかけすぎないよう、長時間同じ姿勢を避け、適度に休憩を取ることが重要です。
肩の痛みにお悩みの方は是非当院にご相談下さい。