両肩上がりにくい原因
2025年10月14日
こんにちは。 ひろがる接骨院・鍼灸院花田院です。
今回は両肩上がりにくい原因についてご紹介致します。
「両肩がスムーズに上がらない」「腕を上げようとすると痛い」「服を着替えるのがつらい」——こうした症状は、日常生活に大きな支障をきたすだけでなく、放っておくと慢性化や悪化のリスクもあります。整骨院では、肩の可動域の改善を目指し、原因に合わせた治療を行います。
両肩が上がりにくくなる主な原因
肩の動きが制限される原因はさまざまですが、特に多いのは以下のようなものです。
■ 姿勢の悪化・猫背
長時間のスマホ操作やデスクワークによって背中が丸くなり、肩甲骨周辺の筋肉が硬くなると、肩の動きが悪くなります。両肩同時に上がりにくくなるのは、姿勢が根本原因であるケースが多いです。
■ 肩関節周囲の筋肉のこわばり
肩を動かす筋肉(回旋筋腱板や三角筋など)が硬くなったり炎症を起こしたりすると、肩がスムーズに上がらなくなります。加齢や過度な運動、逆に運動不足でも起こります。
■ 四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)
加齢や使いすぎにより肩関節の周囲に炎症が起きると、痛みと動きの制限が同時に出ます。初期は片肩だけのことが多いですが、進行すると両肩に広がることもあります。
■ 頸椎や背中の歪み・神経圧迫
首や背中の骨のズレ、神経の圧迫があると、肩の動きに悪影響を及ぼします。肩自体に原因がないことも多いため、全身のバランスを診ることが大切です。
整骨院での治療方法
整骨院では、痛みのある肩だけでなく、肩が動きにくくなった根本的な原因を見極めたうえで施術を行います。
1. 問診・可動域の検査
痛みの出方や生活習慣を詳しく確認し、肩の動きや姿勢、筋肉の硬さなどを丁寧にチェックします。
2. 手技療法(筋肉調整・骨格矯正)
硬くなった肩や背中まわりの筋肉をほぐし、血流を促進。肩甲骨の可動域を広げることで、腕をスムーズに上げられるようにします。姿勢の悪さが原因の場合は、背骨や骨盤の矯正を行い、身体全体のバランスを整えます。
3. 電気療法・温熱療法
肩周辺の深部筋肉までアプローチできる電気治療や、筋肉を温めて緊張を和らげる温熱療法も取り入れます。痛みの軽減と可動域の回復に効果的です。
4. 可動域改善の運動療法
必要に応じて、肩の可動域を広げるための軽い運動やストレッチも提案されます。無理なく続けられる自宅ケアの指導もあるため、再発防止にもつながります。
整骨院に通うメリット
整骨院では、薬や注射に頼らず、自然な回復力を引き出す施術が特徴です。肩の痛みが強くない場合でも、違和感や可動域の低下がある時点で相談することで、早期の改善が期待できます。
また、姿勢や日常動作のクセを整えることで、再発しにくい身体づくりを目指せるのも大きなメリットです。
通院を始めるタイミングは「少しでも違和感を感じたら」
「痛みはないけど、上げにくい」「動きが鈍い」「つっぱる感じがする」といった軽い症状でも、放っておくと関節の癒着や可動域の制限が進み、改善に時間がかかることもあります。早めの通院が、治りやすさ・早さに大きく影響します。
肩の痛みでお悩みの方は是非当院にご相談下さい。










