マタニティ反り腰治療
2025年06月30日
こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。
今回はマタニティ反り腰治療についてご紹介致します。
妊娠中の女性の多くが抱える体の悩みのひとつに「反り腰」があります。反り腰とは、骨盤が前に傾き、腰が過度に反ってしまう状態のこと。妊娠によってお腹が大きくなると、重心が前に移動し、それを支えるために自然と腰を反らせる姿勢になります。これは身体のバランスを取るための無意識の反応ですが、長く続くとさまざまな不調を引き起こす原因になります。
【反り腰による主な不調】
-
腰痛、背中の痛み
-
お尻や股関節のだるさ、痛み
-
下半身のむくみや冷え
-
肩こり、首こり
-
姿勢の悪化による疲労感
-
出産後の骨盤のゆがみ、体型の戻りづらさ
こうした症状は、妊娠中だから「仕方ない」と我慢してしまう方も少なくありません。しかし、放置すると出産後の回復にも影響を与える可能性があります。
【なぜ妊娠中に反り腰になりやすいのか?】
妊娠中は「リラキシン」というホルモンが分泌され、関節や靭帯が柔らかくなります。これは出産に向けて骨盤が開きやすくなるために起こる自然な変化ですが、その分、骨盤が不安定になりやすく、姿勢の崩れを招きます。
さらに、お腹が大きくなることで体の前側に重みがかかり、無意識に腰を反らせてバランスを取ろうとします。これが慢性的な「反り腰」の原因になります。
【整骨院での反り腰ケアとは?】
整骨院では、妊婦さんの体に無理のない、やさしい施術で反り腰を改善していきます。国家資格を持つ柔道整復師が一人ひとりの体調や妊娠週数に合わせて施術するため、安心して受けていただけます。
主な施術内容は以下のとおりです:
-
骨盤のバランス調整
妊娠中でも行えるソフトな矯正で、骨盤のゆがみや傾きを整え、姿勢を安定させます。 -
筋肉の緊張緩和
腰や背中、骨盤周囲の筋肉を丁寧にほぐし、痛みや違和感を和らげます。 -
姿勢の改善指導
日常生活での立ち方・座り方・歩き方など、反り腰になりにくい姿勢をアドバイスします。 -
セルフケアの提案
自宅でも簡単にできるストレッチや呼吸法、体操などを指導。無理のない範囲で取り入れていただけます。
施術はすべて、妊娠中の体に配慮して行われるため、初めて整骨院に通う方でも安心です。
【通院を始めるタイミングは?】
体調が安定する妊娠中期(安定期)以降から通院を始める方が多くなっています。反り腰による違和感や痛みが出始めたときが受診のタイミングです。また、予防的に通うことで、妊娠後期や産後のトラブルを軽減することも可能です。
【産後にもつながる大切なケア】
反り腰の状態が続いたまま出産を迎えると、産後に骨盤が戻りにくくなり、体型や体調の回復に時間がかかることもあります。妊娠中から反り腰をケアしておくことで、産後の骨盤ケアがスムーズになり、腰痛や体型崩れの予防にもつながります。
お身体でお悩みの方は是非当院にご相談下さい。