ヘルニア症状

2025年02月5日

こんにちは。　姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。

今回はヘルニアの症状についてご紹介致します。

ヘルニアは、脊椎（背骨）の間にある椎間板が押し出されて、神経を圧迫することで引き起こされる疾患です。特に腰や首の部位に多く見られ、痛みやしびれを伴います。ヘルニアが発症すると、日常生活にも大きな支障をきたすことがありますが、整骨院では、痛みの軽減や症状の改善を目指した治療が行われています。ここでは、ヘルニアの症状と整骨院での治療方法について分かりやすく説明します。

ヘルニアの症状

ヘルニアが発症すると、次のような症状が現れます：

腰痛（腰椎ヘルニア） 腰部に強い痛みを感じることが多く、座ったり立ったりするのが辛くなります。痛みが強くなると、歩くのも難しくなることがあります。
足のしびれや痛み（坐骨神経痛） 腰椎ヘルニアの場合、神経根が圧迫されることで足にしびれや痛みが現れることがあります。特に、お尻や太もも、ふくらはぎにかけて痛みが広がることが多いです。
首の痛みや肩こり（頸椎ヘルニア） 首にヘルニアがある場合、首から肩、腕にかけて痛みやしびれ、力が入りにくくなることがあります。重い物を持つのが辛くなったり、腕を動かすと痛みが増すこともあります。
手のしびれや痛み（腕神経痛） 頸椎ヘルニアによって神経が圧迫されると、手や腕にしびれや痛みを感じることがあります。特に手のひらや指に痛みや違和感が現れることがあります。

整骨院でのヘルニア治療

整骨院では、ヘルニアによる症状の緩和を目指して、さまざまな治療法が用いられます。治療は症状の改善だけでなく、根本的な原因の解消を目指すものです。

手技療法（マッサージ・筋膜リリース） 整骨院では、専門的な手技を使って筋肉や筋膜をほぐし、筋緊張を緩和させます。筋肉の硬直が神経を圧迫することがあるため、筋肉を柔らかくすることで神経への圧力が軽減され、痛みが和らぎます。特に、腰や肩周りの筋肉をターゲットにした施術が行われます。
矯正治療（骨盤・背骨の調整） 整骨院では、骨盤や脊椎の歪みを調整するための矯正治療も行われます。ヘルニアは、脊椎の歪みや不整合が原因で発生することが多いため、背骨を正しい位置に戻すことで、圧迫されている神経を解放し、痛みの軽減を目指します。矯正は、軽い力で行われるため、痛みを伴うことはほとんどありません。
ストレッチや運動療法 整骨院では、柔軟性を高め、筋肉を強化するためのストレッチや運動療法も指導されます。ヘルニアの原因となる筋力不足や柔軟性の低下を改善するため、筋肉を適切に鍛える運動が推奨されることがあります。特に、腰や腹筋を強化することで、脊椎にかかる負担を減らすことができます。
温熱療法 温熱療法は、筋肉を温めて血行を促進し、痛みやこりを緩和する方法です。特に、ヘルニアによる痛みや炎症を和らげるために、温かいパッドやヒートマットを使用することがあります。温熱療法は、筋肉や神経の緊張をほぐすために効果的です。
姿勢や生活習慣の指導 整骨院では、日常生活での姿勢や体の使い方を改善する指導も行われます。ヘルニアの原因として、長時間の悪い姿勢や無理な動作が挙げられるため、正しい姿勢を意識することが予防に繋がります。また、デスクワークの際や睡眠中の姿勢を見直すことが、ヘルニアの再発を防ぐために重要です。
電気治療やマイクロ波治療 一部の整骨院では、電気刺激やマイクロ波を使って痛みの軽減や炎症の緩和を図る治療も行われます。これにより、筋肉の疲労回復を促進したり、痛みを和らげることができます。