デスクワーク身体への影響

2025年01月28日

こんにちは。 姫路坂口鍼灸整骨院花田院です。

今回はデスクワーク身体への影響についてご紹介致します。

デスクワークは現代社会において非常に一般的な仕事形態ですが、その一方で身体にさまざまな負担をかける原因にもなります。長時間同じ姿勢で座り続けることや、パソコンやスマートフォンを頻繁に使用することが、身体に痛みや不調を引き起こすことが少なくありません。今回は、デスクワークが身体に与える影響と、それに対する整骨院での治療方法について、わかりやすく説明します。

デスクワークが身体に与える影響

デスクワークでは、長時間同じ姿勢を保ちながら作業を行うことが多いため、特に以下のような身体の不調が発生しやすくなります。

  1. 肩こり・首の痛み デスクワークでは、パソコンの画面を見続けたり、書類をチェックしたりする際に、首や肩に負担をかける姿勢が続くことが多いです。これにより、肩こりや首の筋肉の緊張が強まり、痛みやだるさを感じるようになります。特に、前かがみの姿勢や、長時間同じ方向を見続けることが原因となり、肩や首の筋肉が硬くなりがちです。

  2. 腰痛 座って作業をすることで、腰への圧力が増加します。特に椅子に長時間座っていると、腰椎に負担がかかり、筋肉が緊張するため、腰痛を引き起こす原因になります。また、姿勢が悪いままで座っていると、腰の筋肉や骨盤に偏った負担がかかり、痛みが出ることがあります。

  3. 手首や肘の痛み 長時間キーボードやマウスを使うことが多いデスクワークでは、手首や肘の筋肉や関節に負担がかかりやすいです。これにより、手首の痛みや腱鞘炎、肘の痛み(いわゆる「テニス肘」)が発生することがあります。特に無理な姿勢でマウスやキーボードを操作することが原因となります。

  4. 眼精疲労 パソコンやスマートフォンの画面を長時間見ていることによって、目の疲れや頭痛、目のかすみなどの症状が出ることがあります。眼精疲労は、目の筋肉を過度に使い続けることで起こります。目を頻繁に動かすことなく、一定の距離を見続けることで、眼の筋肉が疲れてしまいます。

整骨院での治療方法

デスクワークによる身体の痛みや不調には、整骨院での治療が効果的です。整骨院では、薬を使わずに体の自然治癒力を引き出す治療法を行い、身体のバランスを整えることを目指します。具体的な治療方法としては以下のようなものがあります。

  1. 手技療法(マッサージ・ストレッチ) 整骨院で最もよく行われる治療法が手技療法です。これは、筋肉や関節を直接手でほぐしたり、ストレッチを行ったりすることで、筋肉の緊張を解きほぐし、血行を改善します。肩こりや腰痛、首の痛みなどには特に効果が高く、柔軟性を取り戻すことができます。

  2. 姿勢改善 デスクワーク中の悪い姿勢が原因で筋肉がこわばることが多いため、整骨院では姿勢を改善するアドバイスや指導を行うこともあります。例えば、パソコンのモニターの高さや椅子の座り方を調整し、身体への負担を減らす方法を提案します。また、身体の歪みを整えるためのエクササイズやトレーニングも指導されることがあります。

  3. 電気療法 整骨院では、電気療法を用いて筋肉の緊張を和らげることもあります。低周波治療や干渉波治療といった方法で、痛みを軽減し、血行を促進させる効果があります。これにより、筋肉の疲労回復をサポートし、痛みを緩和します。

  4. 温熱療法・冷却療法 筋肉のこわばりや痛みがある部位に対して、温熱療法や冷却療法を用いることもあります。温熱療法では、筋肉を温めることで血行を促進し、こりを解消します。一方、冷却療法では炎症を抑える効果があり、急性の痛みに対して有効です。

  5. 鍼灸治療 整骨院によっては、鍼灸治療を提供しているところもあります。鍼灸は、特定のツボに鍼を刺すことによって、体内のエネルギーの流れを整え、痛みを軽減する効果があります。特に慢性的な痛みや凝りに対して有効です。

予防と日常生活の改善

整骨院での治療と並行して、日常生活の改善も大切です。デスクワーク中に取り入れられる予防策としては、定期的に休憩を取ること、正しい姿勢を意識すること、パソコンのモニターの位置を適切に調整することなどが挙げられます。また、肩や首、腰を伸ばすストレッチや簡単な体操をこまめに行うことで、身体の負担を軽減できます。

肩こりや腰痛などお悩みの方は是非当院にご相談下さい。